議事録を自動作成する方法7選|無料ツールからAI活用まで徹底比較【2026年最新】
会議が終わった後、議事録の作成に1〜2時間かかっていませんか?
録音を聞き返し、発言を書き起こし、要点を整理して、フォーマットに合わせて清書する。週に3回会議があれば、議事録作成だけで毎週3〜6時間を費やしていることになります。
実はこの作業、AIを活用すればほぼ自動化できる時代になっています。
この記事では、議事録を自動作成する方法を7つ厳選して紹介します。無料で使えるものから、Teams・Zoom連携、ボイスレコーダー対応まで幅広くカバー。自社に合ったツールを見つけて、会議後の無駄な時間を削減しましょう。
議事録自動作成ツールを選ぶ5つのポイント
議事録の自動作成ツールは数多くありますが、どれを選ぶかで効果は大きく変わります。自社の会議スタイルに合ったツールを選ぶために、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。
1. オンライン会議中心か、対面会議中心か
議事録自動作成ツールは大きく2タイプに分かれます。
- オンライン会議向け:Teams・Zoom・Google Meetなどに直接連携し、リアルタイムで文字起こしを行うタイプ
- 対面会議向け:スマホやボイスレコーダーで録音した音声ファイルをアップロードして文字起こしするタイプ
自社の会議がどちらに多いかで、選ぶべきツールが変わります。両方に対応しているツールもあるので、ハイブリッドワークの企業はそちらを検討するのがおすすめです。
2. 話者識別(誰が話したか)が必要か
「誰が何を発言したか」を記録する必要がある会議では、話者識別機能が必須です。多くのAI議事録ツールは話者識別に対応していますが、精度はツールによって差があります。参加者が5人以上になると精度が落ちるツールもあるため、事前に確認しておきましょう。
3. 要約・アクションアイテム抽出まで欲しいか
文字起こしだけでなく、要約やアクションアイテム(次にやるべきこと)の自動抽出まで対応しているツールを選ぶと、議事録作成の手間がさらに減ります。ただし、この機能は有料プランでのみ提供されていることが多い点に注意してください。
4. 日本語の精度
海外製のツールは英語の精度が高い一方、日本語では認識精度が落ちることがあります。特に専門用語や固有名詞が多い会議では、日本語に特化したツールや業種別辞書を搭載したツールを選ぶと精度が上がります。
5. 予算(無料〜月額制)
議事録自動作成ツールの料金体系は、完全無料から月額数千円のサブスクリプション、法人向けの年額契約まで幅広くあります。まずは無料ツールで効果を体感してから、本格的な有料ツールに移行するステップがおすすめです。
議事録自動作成ツール7選【比較表付き】
ここからは、2026年現在おすすめの議事録自動作成ツールを7つ紹介します。まずは比較表で全体像を把握しましょう。
| ツール名 | 料金 | Teams対応 | Zoom対応 | ボイスレコーダー | 話者識別 | 日本語精度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| CLOVA Note | 無料 | - | - | 対応 | あり | 高い |
| Notta | 無料〜(月120分) | 対応 | 対応 | 対応 | あり | 高い |
| AI GIJIROKU | 月1,500円〜 | 対応 | 対応 | 対応 | あり | 非常に高い |
| Microsoft Copilot | M365に含む場合あり | 対応 | - | - | あり | 高い |
| Otter.ai | 無料プランあり | 対応 | 対応 | 対応 | あり | 低い(英語特化) |
| toruno | 月1,650円〜 | 対応 | 対応 | 対応 | あり | 高い |
| SAiカスタム構築 | 月1万円〜 | 対応 | 対応 | 対応 | あり | カスタム対応 |
それでは、各ツールを詳しく見ていきましょう。
1. CLOVA Note(LINE/NAVER)— 無料で始めたい人に最適
CLOVA Noteは、LINE(NAVER)が提供する完全無料の文字起こしツールです。スマホアプリで録音するだけで、自動的に文字起こしと話者識別を行ってくれます。
- 料金:無料
- 対応環境:スマホ録音、音声ファイルアップロード
- 強み:完全無料で話者識別まで対応。日本語の認識精度も高い
- 弱み:AI要約機能は弱い。オンライン会議との直接連携は非対応
対面会議の議事録を自動作成したい場合、まず試すべきツールです。ボイスレコーダー代わりにスマホで録音し、そのまま文字起こしできる手軽さが魅力。無料なのでリスクなく導入できます。
2. Notta — Teams/Zoom連携+AI要約の万能型
Nottaは、リアルタイム文字起こしとAI要約を兼ね備えた議事録自動作成ツールです。無料プランでも月120分まで利用可能で、Teams・Zoomとの連携にも対応しています。
- 料金:無料(月120分)/ 有料プランあり
- 対応環境:Teams、Zoom、Google Meet、音声ファイルアップロード
- 強み:日本語精度が高い。AI要約でアクションアイテムも抽出。無料プランあり
- 弱み:無料プランは月120分の制限あり。長時間会議が多い企業は有料プラン必須
オンライン会議も対面会議もカバーしたい企業に最適です。Nottaのボットが会議に参加し、リアルタイムで文字起こしを行うため、会議中にメモを取る必要がなくなります。
3. AI GIJIROKU(オルツ)— 専門用語に強い法人向け
AI GIJIROKUは、日本のAI企業オルツが提供する法人向け議事録自動作成ツールです。最大の特徴は、業種別の専門用語辞書を搭載している点。IT、法律、医療など、各業界の専門用語を正確に認識します。
- 料金:月1,500円〜(法人プランは別途見積もり)
- 対応環境:Zoom、Teams、Google Meet、音声ファイルアップロード
- 強み:業種別辞書で専門用語の精度が高い。法人向けのセキュリティ体制
- 弱み:無料プランなし。個人利用にはやや高め
専門用語が飛び交う会議で、一般的なツールでは認識精度に不満がある場合に検討する価値があります。
4. Microsoft Copilot(Teams)— Teams利用企業の最適解
すでにMicrosoft Teamsを使っている企業なら、Microsoft Copilotが最も手軽な選択肢です。Teams会議の内容を自動で要約し、アクションアイテムの抽出まで行ってくれます。
- 料金:Microsoft 365に含まれる場合あり(Copilotライセンスが別途必要なケースも)
- 対応環境:Microsoft Teams
- 強み:Teams利用企業は追加の設定がほぼ不要。会議の要約・アクションアイテム抽出が自動
- 弱み:Teams以外のプラットフォームには非対応。Copilotライセンスが必要な場合、追加コストが発生
Teams議事録の自動作成を考えている企業は、まずCopilotのライセンス状況を確認してみてください。すでに利用可能な状態であれば、最もスムーズに導入できます。
5. Otter.ai — グローバル会議に最強
Otter.aiは英語の文字起こし・要約において世界トップクラスの精度を誇るツールです。無料プランもあり、英語でのオンライン会議が多い企業には最適です。
- 料金:無料プランあり / 有料プランあり
- 対応環境:Teams、Zoom、Google Meet
- 強み:英語の認識精度は最高レベル。リアルタイム文字起こし+AI要約
- 弱み:日本語対応が弱い。日本語メインの会議にはおすすめしにくい
海外のクライアントやチームとの英語会議が多い場合は、Otter.aiが圧倒的に優秀です。一方、日本語の会議がメインなら他のツールを選んだほうが良いでしょう。
6. toruno(リコー)— 録音+文字起こし+画面キャプチャを同時保存
torunoはリコーが提供する国産の議事録自動作成ツールです。他のツールにはない特徴として、録音・文字起こし・画面キャプチャを同時に保存できます。
- 料金:月1,650円〜
- 対応環境:Teams、Zoom、Google Meet、音声ファイルアップロード
- 強み:録音と画面キャプチャが同時保存されるため、「あの資料を見せていたときの発言」を後から探しやすい。国産で日本語精度が高い
- 弱み:要約機能は他のAI特化ツールほど充実していない
ボイスレコーダー代わりに使いながら、議事録の自動作成も行いたい場合に適したツールです。画面キャプチャ機能は、資料を共有しながらの会議が多い企業に重宝します。
7. SAiのカスタム議事録AI — 自社専用の自動化システム
上記のツールは汎用的で便利ですが、「自社独自のフォーマットに合わせたい」「社内システムと連携したい」「セキュリティ要件が厳しい」といったケースでは対応しきれないことがあります。
SAiでは、御社の会議環境に合わせたカスタム議事録自動化システムを構築しています。
- 料金:月額1万円〜(初期費用0円)
- 対応環境:Teams、Zoom、Google Meet、対面会議、ボイスレコーダー音声など、御社の環境に合わせて対応
- 強み:社内フォーマットに完全対応。Slack・メール・タスク管理ツールとの連携も可能。フルスクラッチ開発のため柔軟にカスタマイズできる
- 弱み:汎用ツールのように「今すぐアカウント作成して使える」わけではない(最短3日で導入)
テンプレートではなくフルスクラッチで開発するため、既存ツールでは実現できない要件にも対応できます。安さの理由は、大きなオフィスを持たず、営業部門を持たず、開発者が直接対応するシンプルな体制にあります。
Teams会議の議事録を自動作成する方法
Teams会議の議事録を自動作成したい企業は多いでしょう。ここでは具体的な方法を3つ紹介します。
方法1:Microsoft Copilotを使う
Microsoft Copilotを使えば、Teams会議の議事録自動作成が最もシンプルに実現できます。
設定手順:
- Teams管理センターで「文字起こし」を有効にする
- 会議中に「文字起こしの開始」をクリック
- Copilotが会議の文字起こしをリアルタイムで生成
- 会議終了後、Copilotに「この会議を要約して」と指示すると、要約とアクションアイテムが自動生成される
Copilotの利点は、Teamsの画面内で完結するため、別のツールを立ち上げる必要がない点です。
方法2:Nottaを連携する
NottaのTeams連携を使えば、CopilotのライセンスがなくてもTeams議事録の自動作成が可能です。
NottaのボットをTeams会議に招待するだけで、リアルタイムの文字起こしとAI要約が行われます。会議後には要約レポートが自動生成されるため、手作業での議事録作成が不要になります。
方法3:AI GIJIROKUを連携する
AI GIJIROKUもTeams連携に対応しています。特に専門用語が多い会議では、業種別辞書による高い認識精度がメリットになります。
Teams議事録自動作成の注意点
- Copilotのライセンス:Microsoft 365のプランによっては、Copilotが別途有料ライセンスとなるケースがあります。導入前に自社のライセンス状況を確認しましょう
- 録画・録音の通知:Teams会議の文字起こしや録画を開始すると、参加者全員に通知が表示されます。事前にチーム内で合意を取っておくことが重要です
- ゲスト参加者:外部ゲストが参加する会議では、文字起こしの同意が必要な場合があります
Zoom会議の議事録を自動作成する方法
Zoomを使っている企業向けに、Zoom会議の議事録を自動作成する方法を解説します。
方法1:Zoom AI Companionを使う
Zoom AI Companionは、Zoomに標準搭載されたAI機能です。会議の要約、アクションアイテムの抽出、チャットの要約などを自動で行います。
設定手順:
- Zoomの管理画面で「AI Companion」を有効にする
- 会議中に「AI Companion」ボタンをクリック
- 会議終了後、AI Companionが自動的に要約を生成
- 要約はメールやZoomチャットで共有可能
方法2:サードパーティツールを連携する
Notta、AI GIJIROKU、Otter.aiなどのサードパーティツールも、Zoom会議との連携に対応しています。Zoom AI Companionでは対応しきれない細かな要件(話者識別の精度向上、独自フォーマットでの出力など)がある場合は、サードパーティツールの活用を検討しましょう。
Zoom議事録自動作成の注意点
- プランの制限:Zoom AI Companionは有料プランで利用可能です。無料プランでは使えない機能があるため、事前に確認してください
- 録音の許可:サードパーティツールのボットが会議に参加する場合、ホストが許可する必要があります
- 音声品質:参加者のマイク環境が悪いと文字起こしの精度が大きく低下します。ヘッドセットの使用を推奨しましょう
ボイスレコーダーで録音した対面会議の議事録を自動作成する方法
対面会議では、ボイスレコーダーやスマホで録音した音声から議事録を自動作成するのが一般的です。ここでは、ボイスレコーダー議事録の自動作成に適した方法を紹介します。
方法1:CLOVA Noteでスマホ録音→自動文字起こし
最も手軽なのは、CLOVA Noteアプリをスマホにインストールし、会議中に録音する方法です。
- CLOVA Noteアプリを起動して録音開始
- 会議終了後、自動的に文字起こしが実行される
- 話者識別機能で「誰の発言か」も自動判定
完全無料で使えるため、対面会議の議事録自動作成を試したい方にはまずこの方法をおすすめします。
方法2:ボイスレコーダーの音声ファイルをアップロード
すでにボイスレコーダーで録音する習慣がある場合は、録音した音声ファイルをNottaやtorunoにアップロードする方法が便利です。
- Notta:MP3、WAV、M4Aなど主要な音声フォーマットに対応。アップロード後、数分で文字起こしとAI要約が完了
- toruno:音声ファイルをアップロードすると、文字起こしに加えてタイムスタンプ付きのテキストが生成される
ボイスレコーダー議事録自動作成の注意点
録音品質は、文字起こしの精度に直結します。以下のポイントを押さえておきましょう。
- マイクの距離:発言者から1メートル以内に設置するのが理想。会議テーブルの中央にスマホやレコーダーを置くと良い
- 環境音:エアコンの音、隣の部屋の話し声、キーボードのタイピング音は精度を大きく下げる。静かな会議室で録音するのがベスト
- 複数人の同時発言:話者が重なると認識精度が急激に落ちる。特に話者識別の精度に影響する
- 外部マイクの活用:重要な会議では、指向性マイクや会議用スピーカーフォン(Jabra、Ankerなど)を使うと精度が大幅に向上する
無料で使える議事録自動作成ツール
「まずはコストをかけずに試したい」という方向けに、無料で使える議事録自動作成ツールをまとめます。
CLOVA Note — 完全無料で話者識別あり
CLOVA Noteは、無料の議事録自動作成ツールの中で最もバランスが良いツールです。録音から文字起こし、話者識別まで完全無料で利用できます。
- 利用制限なし(無料)
- 話者識別対応
- 日本語精度が高い
- スマホアプリで手軽に利用可能
Notta — 月120分まで無料
Nottaの無料プランでは、月120分まで文字起こしが利用できます。週に1〜2回、30分程度の会議であれば無料プラン内で収まります。
- 月120分まで無料
- Teams/Zoom連携対応
- AI要約機能あり(一部制限)
- 文字起こし精度が高い
Googleドキュメント音声入力 — 無料だが文字起こしのみ
Googleドキュメントの音声入力機能を使えば、無料でリアルタイムの文字起こしが可能です。ただし、これはあくまで「音声入力」機能であり、議事録自動作成ツールとしては機能が限定的です。
- 完全無料
- リアルタイム文字起こし対応
- 要約機能なし、話者識別なし
- 音声ファイルのアップロードには非対応
無料ツールの限界
無料ツールは手軽に試せるメリットがある一方、以下のような限界があります。
- 要約精度:無料プランではAI要約の精度が低い、または機能自体がないケースが多い
- 文字数・時間制限:長時間の会議や頻繁な会議には対応しきれない
- セキュリティ:機密性の高い会議の内容を外部サービスに送信することに抵抗がある企業も多い
- カスタマイズ性:出力フォーマットの変更や、社内システムとの連携は基本的にできない
無料ツールで「議事録の自動作成が業務効率化に役立つ」ことを実感したら、有料ツールやカスタム構築を検討するタイミングです。
「既存ツールでは物足りない」場合の選択肢
汎用的な議事録自動作成ツールを使ってみたものの、以下のような課題を感じている企業は少なくありません。
よくある課題
- 社内独自のフォーマットに合わせたい:自社の議事録テンプレートに自動で整形してほしい。日付、参加者、議題、決定事項、アクションアイテムの配置が決まっている
- 他の社内システムと連携したい:議事録の内容をSlackに自動投稿したい。アクションアイテムをタスク管理ツール(Notion、Backlogなど)に自動登録したい
- 機密情報を外部サーバーに送りたくない:顧客情報や経営戦略を扱う会議の内容を、海外のクラウドサービスに送信することに不安がある
- 業界特有の用語を正確に認識させたい:汎用ツールの辞書では対応しきれない社内用語・略語がある
SAiのカスタム議事録自動化システム
SAiでは、こうした課題を解決するために、御社専用の議事録自動化システムをフルスクラッチで構築しています。
対応できること:
- 御社の議事録フォーマットに完全準拠した自動出力(Word/PDF)
- Teams・Zoom・対面会議・ボイスレコーダー音声、すべてに対応
- 話者識別、要点整理、アクションアイテム抽出の自動化
- Slack・メール・タスク管理ツールへの自動連携
- 社内用語辞書の登録による認識精度の向上
- セキュリティ要件に応じた構成(オンプレミス対応も相談可)
料金と導入:
- 初期費用0円、月額1万円〜
- 最短3日で導入
- フルスクラッチ開発(テンプレートの流用ではない)
- 安さの理由:大きなオフィスを持たず、営業部門を持たず、開発者が直接対応するシンプルな体制
まずはデモで実際の動作をご確認ください。
自社の会議環境に合うか相談したい方はお気軽にお問い合わせください。
まとめ:議事録作成は「人がやらなくていい仕事」の代表格
議事録の作成は、重要だけれど時間がかかる——典型的な「AIに任せるべき仕事」です。
まずやるべきこと:
- 無料ツール(CLOVA NoteまたはNotta)をインストールして、次の会議で使ってみる
- 文字起こしの精度と、削減できる時間を実感する
- 効果を実感したら、自社の要件に合わせてツールを選定する
ツール選びの目安:
- 対面会議が中心 → CLOVA Note(無料)で十分な場合が多い
- Teams会議が中心 → まずCopilotのライセンスを確認。なければNottaかAI GIJIROKU
- Zoom会議が中心 → Zoom AI Companionか、Notta連携
- 英語会議が多い → Otter.ai一択
- 独自フォーマットや社内連携が必要 → カスタム構築を検討
会議のたびに1〜2時間を費やしていた議事録作成。その時間を本来の業務に充てることで、チーム全体の生産性は確実に上がります。まずは無料ツールから、一歩を踏み出してみてください。