クリニックのための
AI検索対策
「横浜で胃カメラが楽に受けられるクリニックはどこ?」。こう聞かれたAIが、院の名前を挙げるかどうかの話です。
先に結論です
- 1診療内容がはっきりした質問では、AIはクリニックの自社サイトを引きます。「胃カメラ」「ニキビの保険診療」「土曜の内科」では、引用の8割以上がクリニックのサイトでした。ポータルサイトは0件です。
- 2夜間の救急や「どこに行くべきか」は、行政と厚労省の領域です。ここは無理に取りに行かず、院が勝てる質問に集中します。
- 3クリニックのホームページは、医療広告の規制対象です。ただし条件を満たせば詳しく書けます。その条件(費用・期間・回数・リスクを書く)が、そのままAIに拾われる書き方です。
患者の質問を、AIに投げてみました
2026年10月6日、ChatGPTが調べものをするときと同じ仕組み(OpenAIの検索つき回答)に、次の6問を2回ずつ投げ、答えの根拠として引かれたページを数えました。
- 「渋谷で土曜日もやっている内科クリニックを教えて」
- 「横浜で胃カメラが楽に受けられるクリニックはどこ?」
- 「大阪で子どもの発熱を夜でも診てもらえる小児科を教えて」
- 「名古屋でニキビ治療を保険でできる皮膚科は?」
- 「札幌で更年期の相談ができる婦人科クリニックを教えて」
- 「風邪っぽいとき、内科クリニックと大きな病院どちらに行けばいい?」
全体では79件のうち41件がクリニックの自社サイト、30件が公的機関・学会・大学、8件が病院でした。 クリニックのサイトで引かれたのは、トップページのほか「胃カメラの特徴」「ニキビの保険治療」「ニキビ治療の費用」「保険診療について」「夜間・休日診療」といった1つの診療に答えるページです。
ホームページと医療広告の関係
クリニックのサイトは、整骨院などと違い、医療法の広告規制の対象です。医療広告ガイドライン(2024年9月13日最終改正)の要点です。
- ホームページも対象
- 2017年の法改正(2018年施行)で、医療機関のウェブサイトも規制対象になりました。虚偽・誇大な表示は是正命令や罰則の対象です。
- 条件を満たせば、詳しく書ける
- 患者が自分で探して見るページで、問い合わせ先を示し、自由診療については内容・標準的な費用・期間・回数と主なリスク・副作用を書けば、広告できる事項の制限が外れます(限定解除)。リスティング広告やバナー、お金を払った上位表示から来るページは、この条件を満たしません。
- 載せられないもの
- 自院サイトでの治療の体験談、説明のないビフォーアフター写真、「日本一」などの比較、誇大な表現。
限定解除の条件として書くことになる費用・期間・回数・リスクは、AIが答えを作るときに拾う情報そのものです。ルールに沿って正直に書くことが、そのままAI検索対策になります。
当社は法律の専門家ではありません。個別の表現が問題ないかは、所管の保健所にご確認ください。
AIに引かれるクリニックのサイトにある、6つのこと
- 01診療・検査ごとに1ページ
- 「胃カメラ」「ニキビ」「更年期」のように、患者が探す名前でページを分けます。引かれていたのは「胃カメラの特徴」「ニキビの保険治療」のように、1つの診療だけを説明している専用ページでした。トップの診療科一覧だけでは拾われません。
- 02保険診療か自由診療かを、はっきり書く
- 「ニキビ 保険」のように、保険が使えるかを聞く質問は多くあります。保険適用の説明ページを持つ皮膚科が、そのまま引かれていました。
- 03自由診療は、費用・期間・回数・リスクまで
- 医療広告ガイドラインが、ホームページで自由診療を詳しく紹介するための条件にしている項目です。標準的な費用が決められなければ最低〜最高の幅で、よくある追加費用も含めて書きます。リンク先に隠したり、小さな文字にしたりはしません。
- 04診療時間・土日・夜間・予約方法を、文字で
- 「土曜日も」「夜でも」は質問に必ず付きます。診療時間を画像の表だけで載せていると、AIには読めません。
- 05「どこに行くべきか」に正直に答える
- 受診の判断や夜間の救急の質問では、AIは厚労省や自治体のページを引きます。ここで院が勝つのは難しいので、無理に取りに行かず、「こういう症状なら救急相談(#7119など)へ」と院のページにも書いておく。信頼される院のサイトの書き方です。
- 06体験談と、説明のないビフォーアフターは載せない
- 自院のサイトに治療の体験談を載せることは、医療広告ガイドラインで認められていません。ビフォーアフター写真も、治療内容・費用・リスクの説明がなければ不可です。代わりに、治療の流れと費用を事実として書きます。
医療の分野でのご支援
歯科医院(小児歯科・矯正) 11〜20名
- —治療メニューごとに「費用・期間・よくある質問」を整理
- —毎月2本の記事更新と、AI上での言及チェック
Web予約 月20件 → 月29件
AI検索経由の流入 月5件 → 月14件
数値はお客様側で計測した実測値です。同じ結果をお約束するものではありません。ほかの業種の実績
費用
初期費用0円・月額5万円(税別)から。ホームページとブログを新しく作り、制作費・サーバー代・ドメイン代を含みます。診療・検査ごとのページ、保険と自由診療の費用のページ、よくある質問、AIに読まれているか・引用されているかの毎月の測定と報告まで行います。
AI検索対策の相場は月30〜50万円が最多です。当社がこの価格でできるのは、広告費をかけず、代理店も下請けも使わず、相談から制作・測定まですべて自社で行っているからです。いまお使いのサイトを部分的に直す形ではお受けしていません。
よくある質問
- クリニックのホームページは、広告規制の対象ですか?
- 対象です。2017年の医療法改正(2018年施行)で、医療機関のウェブサイトも広告規制の対象になり、虚偽や誇大な表示は是正命令や罰則の対象です。ただし、自院のサイトのように患者が自分で探して見る情報は、問い合わせ先の明示と、自由診療の内容・費用・期間・回数・リスクの掲載という条件を満たせば、広告できる事項の制限が外れ、詳しく書けます(医療広告ガイドライン 第5「限定解除」)。個別の表現については、所管の保健所にご確認ください。
- リスティング広告を出している場合はどうなりますか?
- 医療広告ガイドラインでは、バナー広告や検索連動のスポンサー表示、費用を払って上位に表示させたものは、患者が自ら求めて入手する情報には当たらず、限定解除の条件を満たしません。広告から誘導するページは、広告できる事項の範囲で作る必要があります。AI検索や通常の検索から来てもらうページとは、書ける範囲が変わります。
- 患者さんの声や口コミは載せられますか?
- 自院のサイトに、治療の内容や効果についての患者の体験談を載せることは認められていません。内容が広告できる範囲であっても同じです。一方、Googleマップなど第三者のサイトの口コミは、院が費用を払うなどして書いてもらったものでなければ、院の広告には当たらないとされています。
- AI検索から、本当に患者さんは来ますか?
- 2026年10月に、患者が聞きそうな質問を6問・2回ずつAIに投げたところ、引用された79件のうち41件がクリニックの自社サイトでした。とくに「胃カメラ」「ニキビの保険診療」「土曜の内科」のように診療内容がはっきりした質問では、引用のほとんどがクリニックのサイトでした。ポータルサイトは1件もありませんでした。
- 費用はいくらですか?
- 初期費用0円・月額5万円(税別)からです。ホームページとブログを新しく作り、制作費・サーバー代・ドメイン代を含みます。診療・検査ごとのページ、保険と自由診療の費用のページ、よくある質問の整備、AIに読まれているか・引用されているかの毎月の測定まで行います。
院のサイトは、AIから見えていますか
登録不要・約15秒で、AIから見える状態かを10項目で採点します。ご相談いただければ、院の地域と診療内容でAIに実際に聞いてみて、いま誰が挙がっているかからお伝えします。