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静的サイトとは|WordPressとの違いと向いている会社

公開: 2026/10/22 / By 佐藤 駿介
読了時間: 約3分
約1,653文字

結論(要点)

静的サイトは、見るたびにプログラムでページを組み立てるWordPressと違い、作り置きのページを配ります。会社案内や店舗のサイトなら、更新や脆弱性の手間を大きく減らせます。会員機能やネットショップは別の仕組みが要ります。

この記事の目次

「静的サイト」という言葉は、WordPressの脆弱性や乗り換えの話の中でよく出てきます。名前だけでは分かりにくいのですが、違いはページをいつ作るかです。

この記事では、静的サイトとWordPressの違いと、どんな会社に向いているかに絞って整理します。

静的サイトとWordPressの違い

WordPressは、誰かがページを開くたびに、サーバーでプログラム(PHP)が動き、データベースから文章を取り出してページを組み立てます。

静的サイトは、ページをあらかじめ作っておき、そのまま配ります。見る人がいるたびにプログラムが動くことはありません。

比べること静的サイトWordPress
ページを作るタイミング公開する前に作っておく開かれるたびに組み立てる
外から狙われる入口少ない(管理画面・データベースを置かない)管理画面・プラグイン・PHPが入口になり得る
表示の速さ速くしやすいプラグインが増えると重くなりやすい
更新のしかた制作会社に頼むか、更新用の仕組みを別に用意する管理画面から自分で書ける
日々の保守本体やプラグインの更新がない本体・テーマ・プラグイン・PHPの更新が続く
苦手なこと会員機能・ネットショップ・予約は別の仕組みが要るプラグインで機能を足しやすい

静的サイトの作り方

手で1枚ずつページを書くこともできますが、今は「静的サイトジェネレーター」という道具で作るのが一般的です。Astro、Hugo、Eleventyなどがあり、共通の部品やデザインをまとめて管理し、公開用のページを一度に書き出せます。

当社のこのサイトと、アストロホームページは、Astroで作っています。

向いている会社・向いていない会社

向いている会社

  • 会社案内・サービス・実績・問い合わせが中心のホームページ
  • お知らせの更新は月に数回くらい
  • 社内にWordPressの更新や保守を見る人がいない
  • 脆弱性のニュースのたびに、慌てたくない

向いていない会社

  • 社員が毎日のように記事を書き、すぐに公開している
  • 会員ログインやネットショップを、WordPressの中で動かしている
  • WordPressに慣れた担当者がいて、更新の体制が回っている

判断の目安は、WordPressの機能を使い込んでいるか、ページを載せているだけかです。載せているだけなら、静的サイトに移しても困ることはほとんどありません。

更新はどうするのか

静的サイトでも、お知らせやブログは持てます。更新のしかたは主に2つです。

  • 制作会社に頼む:文章と写真を送り、反映してもらう。月に数回ならこれが手軽
  • 更新用の仕組みを用意する:自分で頻繁に書きたい場合。文章を入れる画面を外部のサービスで用意する方法(ヘッドレスCMS)などがある

移るときの注意

  • ドメインは引き継ぐ:検索の評価はドメインに積み上がっている
  • URLが変わるページは転送を設定する:古いURLの評価を新しいURLに渡す
  • フォームは別の仕組みで動かす:静的サイトでも問い合わせフォームは置けるが、送信を受ける仕組みの保守は別に要る

移行の手順はWordPressからの移行で詳しく書いています。

当社のアストロホームページは、初期費用0円・月額1,650円(税別)から、公開後のお知らせ更新も月額内で行います。

よくある質問

Q. 静的サイトなら、絶対に安全ですか?

A. 絶対ではありません。ただ、ページを配るときにプログラムが動かないので、WordPressやPHPの脆弱性の影響は受けません。ドメインやサーバーのアカウント、フォームの仕組みの管理は引き続き必要です。

Q. 静的サイトは検索で不利になりませんか?

A. 不利にはなりません。検索エンジンが読むのは配られたページなので、作り方の違いで評価が下がることはありません。表示が速いことは、むしろ読む人にとって良い点です。

Q. 今のWordPressのデザインのまま移せますか?

A. 多くの場合は、今の見た目と中身のまま移せます。会員機能やネットショップがあるサイトは、その部分をどうするかを先に決めます。

この記事を書いた人

佐藤 駿介

佐藤 駿介

Shunsuke Sato

代表 / Founder & Developer, 合同会社SAi

中小企業のAI・業務自動化を専門とする開発者。営業マンや下請けを介さず、ヒアリングから開発・運用まで一貫して直接対応。「月額1万円から始められる、本当に必要なAIだけ」をモットーに、フルスクラッチ開発を中小企業の手の届く価格で提供している。

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この記事は編集方針にもとづいて作成しています。 PR掲載について