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脱WordPressのすすめ|移行方法とメリットを開発者が解説

公開: 2026/08/07 / By 佐藤 駿介

この記事について

WordPressの更新や不具合対応に疲れていませんか?本記事では脱WordPressが増えている3つの理由(遅い・狙われる・手間)、移行先の選択肢比較、検索順位を落とさない移行手順5ステップ、向かないケースまで、自社サイトを静的化した開発者が実測データつきで解説します。

読了時間: 約9分
約4,410文字

結論(要点)

脱WordPressとは、WordPressで作られたサイトを静的サイトなど別の仕組みに移行すること。理由は①プラグインの積み重ねで表示が遅くなる②更新を放置すると攻撃の標的になる③本体・プラグインの更新管理が永遠に続く、の3つ。会社紹介が主目的の企業サイトなら、管理画面もデータベースも持たない静的サイトへの移行で、速度・安全性・保守の手間が同時に解決する。ドメインを引き継ぎURLを維持(変わる場合はリダイレクト設定)すれば、検索順位の評価も引き継げる。毎日ブログを書く運用や会員機能が必要なら、WordPress継続が合理的。

脱WordPressのすすめ|移行方法とメリットを開発者が解説

こんにちは、合同会社SAi代表の佐藤です。管理画面を開くたびに並んでいる「更新してください」の通知、正直うんざりしていませんか?

脱WordPress——WordPressをやめて、別の仕組みでサイトを持ち直す動きが、ここ数年で確実に増えています。当社のこのサイトもWordPressではなくAstroという静的サイトの仕組みで作っており、その実感も込めて、移行のメリット・手順・そして「やめない方がいい場合」まで正直に解説します。

結論:企業サイトの多くは、WordPressである必要がありません

まず前提の整理です。WordPressは「頻繁に記事を書き、機能を足していく」ためのCMS(コンテンツ管理システム)で、世界のサイトの約4割を支える偉大な仕組みです。

ただ、会社紹介・サービス案内・実績・問い合わせが主目的の企業サイトにとっては、データベースと管理画面を常時抱えるWordPressは明らかに過剰装備です。過剰装備の代償として、遅さ・危険・保守の手間を払い続けている——これが脱WordPressが増えている本質です。

脱WordPressが増えている3つの理由

1. 遅くなるから

WordPressはアクセスのたびにプログラムが動いてページを組み立てます。プラグインを足すほど処理は重くなり、「表示が遅い」は訪問者の離脱とGoogleの評価低下に直結します。静的サイトは完成したページをそのまま返すだけなので、構造的に速いです。

2. 狙われるから

更新を止めたWordPressは、攻撃プログラムに自動的に発見されて狙われます。改ざん・スパムページの埋め込み・検索結果からの排除まで、実害のパターンはWordPressのセキュリティ対策にまとめた通りです。静的サイトには管理画面もデータベースもないため、攻撃の入口が構造的にほぼ存在しません

3. 手間が永遠に続くから

本体・プラグイン・テーマの更新、互換性の確認、更新したら表示が崩れた対応——WordPressを持つ限り、この保守は終わりません。自社に更新体制がなければ保守費を払い続けることになります。静的サイトはこの作業自体がほぼ消えます。

移行先の選択肢【比較表】

「脱WordPress」の行き先は1つではありません。

移行先費用感向いているケース
静的サイト(Astro等)制作会社の月額制なら月1,650円〜企業サイト・店舗サイト。速度と安全を最優先
SaaS型ビルダー(Wix・STUDIO等)月1,000〜数千円自分で作りたい。テンプレの型でOK
WordPress継続+保守外注月1〜3万円ブログ・会員機能などWPの機能が必要

当社が企業サイトにおすすめしているのは静的サイトです。実測として、当社サイト自体がAstro製で、検索経由のクリック数は直近1ヶ月で8割増。表示速度とセキュリティ更新ゼロを維持しながら、集客も伸ばせています。

検索順位を落とさない移行手順【5ステップ】

移行で一番怖いのは「検索順位が消えること」ですが、手順を守れば評価は引き継げます。

Step1: 資産の棚卸し

ドメインの名義、サーバーの契約、今のサイトのページ一覧とアクセス数を確認します。ドメインは検索評価の器なので、必ず引き継ぎます

Step2: 残すページを決める

アクセスのあるページ・被リンクのあるページは残す。ほぼ読まれていないページは統合や削除の好機です。

Step3: コンテンツを移行する

文章・画像を新しいサイトに移します。この際、URLはできるだけ同じ構造を維持します。

Step4: 変わるURLはリダイレクトを設定する

URLが変わるページは301リダイレクト(転送)を設定し、旧URLの評価を新URLへ引き継ぎます。ここが移行の技術的な肝で、制作会社に依頼する場合は「リダイレクト設定込みか」を必ず確認してください。

Step5: 公開後に計測する

Search Consoleで旧URLのエラーと検索順位の推移を1〜2ヶ月確認します。当社の月額制では、この公開後の計測・調整も月額内で行います。

移行前に確認すべき3つのこと

  1. ブログはどうするか——静的サイトでもブログは持てます(当社サイトのブログも静的です)。ただし「自分で毎日書いて即公開」の運用なら、更新のしやすさを設計段階で決めておく必要があります
  2. 動的な機能はあるか——問い合わせフォームは静的サイトでも普通に動きます。会員ログイン・EC・予約管理などは、外部サービス連携や専用開発で対応します
  3. 更新は誰がやるか——月額制の制作会社なら「メールで依頼→反映」で運用できます。当社は軽微な修正・更新なら回数を気にせず月額内です

脱WordPressしない方がいいケース

公平のために書いておくと、次の場合はWordPress継続が合理的です。

  • 社内で毎日〜週数回、記事を書いて即公開している(メディア運営)
  • 会員機能・コミュニティ機能をWordPressのプラグインで運用中
  • 担当者がWordPressに習熟していて、更新体制が回っている

判断基準は「WordPressの機能を使い倒しているか、ただ載せているだけか」。後者なら、移行のメリットが手間を大きく上回ります。

LEAVE WORDPRESS

WordPressからの移行、初期費用0円・月額制でできます

現在のサイトの内容・ドメインを引き継ぎ、リダイレクト設定まで含めて移行します。初期費用0円・月額1,650円〜(税別・サーバー代とドメイン代は別途)、移行後の更新は回数を気にせず月額内。当社サイト自体が静的サイトの実例です。

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よくある質問

Q. 脱WordPressすると検索順位は下がりませんか?

A. ドメインを引き継ぎ、URLを維持(変わる場合は301リダイレクトを設定)すれば、検索評価は引き継げます。むしろ表示速度の改善はGoogleの評価にプラスに働きます。当社サイトも静的サイトのまま検索流入を伸ばし続けています。

Q. 移行費用はどのくらいかかりますか?

A. 一括発注なら一般的なリニューアルと同水準(30〜80万円が中心帯)ですが、月額制なら初期費用0円・月額1,650円〜(税別)で移行できます。ページ数や機能で変わりますが、盛り込んでも月1万円前後が上限の目安です。費用の全体像はリニューアル費用の記事にまとめています。

Q. 静的サイトでもブログやお知らせは更新できますか?

A. できます。当社サイトのブログも静的サイトで運用しています。「自分で頻繁に書きたい」場合は更新用の仕組みを設計時に用意し、「月数回のお知らせ程度」なら制作会社への依頼ベース(当社は月額内)が手軽です。

Q. 問い合わせフォームや予約機能はどうなりますか?

A. 問い合わせフォームは静的サイトでも問題なく動きます(当社サイトのフォームも静的サイト上で稼働中です)。予約や会員機能が必要な場合は、外部サービスとの連携や専用開発で実現できます。

Q. 一度移行して、やっぱりWordPressに戻すことはできますか?

A. できます。コンテンツ(文章・画像)とドメインさえ自社の手元にあれば、どの仕組みへも移れます。だからこそ、どの制作会社と契約する場合も「コンテンツとドメインの所有権が自社にあること」を最初に確認してください。

まとめ:「使い倒していないWordPress」は手放していい

  • 脱WordPressの動機は遅い・狙われる・保守が終わらないの3つ
  • 会社紹介が主目的なら、静的サイトへの移行で3つとも同時に解決する
  • 検索順位はドメイン引き継ぎ+リダイレクトで守れる。移行時の必須確認事項
  • 毎日ブログ・会員機能などWordPressを使い倒しているなら継続が合理的

「うちのサイトは移行できる?」という段階のご相談も歓迎です。現在のサイトを拝見して、移行の可否と概算を無料でお伝えします。

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About the Author

佐藤 駿介

佐藤 駿介

Shunsuke Sato

代表 / Founder & Developer, 合同会社SAi

中小企業のAI・業務自動化を専門とする開発者。営業マンや下請けを介さず、ヒアリングから開発・運用まで一貫して直接対応。「月額1万円から始められる、本当に必要なAIだけ」をモットーに、フルスクラッチ開発を中小企業の手の届く価格で提供している。

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