リピガチャとは?LINEで引ける来店ガチャの仕組み・料金・始め方
こんにちは、合同会社SAiの佐藤です。リピガチャを開発し、初期設定から問い合わせの返信まで自分で行っています。
リピガチャは、お店のLINE公式アカウントの中で動く「来店ガチャ」と「デジタル会員証」です。割引クーポンは配るほど利益が減りますが、ガチャは「当たるかも」という小さな楽しみで来店を動かします。
この記事では、仕組み、お店が決められること、料金に含まれるもの、景品表示法の考え方、向いている店と向かない店、始め方を順に説明します。製品ページはこちらです。
結論:ガチャは「割引」ではなく「来店の理由」を作る仕組み
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何ができる | LINE会員証、来店QRチェックイン、来店ガチャ、会員ランク、当選チケットの消込 |
| お客様の操作 | 友だち追加 → 来店時にQRを読む → ガチャを引く。アプリのインストールなし |
| お店が決めること | 抽選の間隔、景品、当選確率、先着上限、再当選までの日数、会員ランク |
| 料金 | 月額2,980円(税別)・初期費用0円・最低契約期間なし |
| 別途かかるもの | LINE公式アカウントの利用料(無料プランから可)と景品の原価 |
| 実績 | 同じ仕組みを50店舗で運用中。一部店舗の実測でLINE会員の71%がガチャを引き、42%が2週以上継続 |
割引クーポンは、使われた分だけ確実に利益が減り、配り続けると「クーポンがないと来ない」お客様が増えます。ガチャは景品の原価を確率で管理できるので、月にいくらまで景品を出すかを先に決めてから運用できます。
仕組み:お客様の操作は3つだけ
1. LINEで友だち追加する
お店のLINE公式アカウントを友だち追加し、名前を1回入力すると会員証ができます。すでに友だちのお客様は、リッチメニューから1タップで登録できます。
2. 来店時にレジのQRを読み取る
レジ横に置いた店舗専用のQRを読み取ると、その日の来店が記録されます。同じ日に何度読んでも1回と数えるので、水増しは起きません。来店回数で会員ランクが上がります。
3. ガチャを引く。当たったら次の来店で使う
毎日、週1回、10日に1回など、お店が決めた間隔で引けます。当たった特典はマイページにチケットとして残り、来店時にお店の画面で「使った」を記録します。ガチャ自体は家からも引けるので、来店の合間もお店を思い出してもらえます。
ガチャの演出は、カプセル、スクラッチ、おみくじ、商店街の福引きのガラガラなど、お店の雰囲気に合わせて選べます。
お店が決められること
| 設定 | 例 |
|---|---|
| 抽選の間隔 | 毎日1回/週1回/10日に1回。「次に引けるのは○日後」を画面に表示 |
| 景品の種類 | ポイントのほか、ドリンク1杯、ヘッドスパ10分、パーソナル体験30分などモノ・サービス |
| 当選確率 | 景品ごとの当選の重み。原価は確率で管理 |
| 先着上限 | 「ドリンク1杯は月30本まで」のように、月の上限に達した景品は自動で抽選から外れる |
| 再当選までの日数 | 同じ人が同じ景品に再び当たるまでの日数 |
| 会員ランク | ブロンズ・シルバー・ゴールドなど、段の数も名前も基準(来店回数・累計金額)も自由 |
| 文言と景品の差し替え | 管理画面から。開発会社に依頼して待つ必要はありません |
設定例:客単価800円のカフェ、毎日ガチャ
月の景品原価を「1万円まで」と決めてから確率を逆算した例です。
| 景品 | 当選率 | 月の上限 |
|---|---|---|
| ドリンク1杯無料 | 3% | 先着30本 |
| トッピング1品 | 10% | 先着100個 |
| 30ポイント | 17% | なし |
| 10ポイント | 70% | なし |
| ゴールド会員限定:ケーキ1個 | 5% | 先着10個 |
上限に達した景品はその月は出なくなるので、原価はここで打ち止めです。数字はお店に合わせて、初期設定のときに一緒に決めます。
料金:月額2,980円に含まれるもの
- LINE会員証(友だち追加だけで登録)
- 来店QRチェックインと来店履歴
- ガチャ(ポイント景品+モノ・サービス景品)
- 景品ごとの確率・先着上限・再当選までの日数
- 会員ランク
- 当選チケットの消込画面
- 初期設定と景品設計のサポート(初回無料)
- 解約時のデータ出力(CSV)
初期費用は0円、最低契約期間はありません。複数店舗の場合は店舗ごとに料金がかかり、景品と確率は店舗ごとに分けることも共通にすることもできます。
別途かかるものは、LINE公式アカウントの利用料金と景品の原価です。LINE公式アカウントは無料のコミュニケーションプラン(月200通まで)から始められます。リピガチャは当選の通知をメッセージで送らず、マイページに保存する設計なので、配信の通数を増やしません。
景品表示法:来店を条件にした抽選は「一般懸賞」
来店を条件にしたガチャは、景品表示法の「一般懸賞」にあたります。景品1つの上限は取引価額の20倍(最高10万円)、景品の総額は売上予定総額の2%以内です。取引価額は、お店で一番安い商品の価格を基準にします。
ドリンク1杯やサービス10分のような景品は、この範囲に収まります。家から引けるガチャを店で受け取る形は「総付景品」の扱いになるので、景品は200円程度までにしておくと安全です。高額な景品を考えている場合は、設定前に確認します。詳しい考え方はオープン懸賞と一般懸賞の違いにまとめています。
向いている店、向かない店
向いている店
- 美容室・ネイル・エステ:「週1回ガチャ」で来店の合間も接点を保ち、当選景品をトリートメントやヘッドスパの体験にしてメニュー追加につなげる
- ジム・フィットネス:来店チェックインで毎日ガチャ。通うほどランクが上がる設計で、幽霊会員を減らす
- 飲食店・カフェ:来店QRでガチャ。ドリンク1杯やトッピング無料を景品にして、割引より安い原価で再来店を作る
- 整体・接骨院・治療院:通院間隔に合わせた「10日に1回ガチャ」で、次の来院時期を思い出してもらう
まだ必要ない店
- LINE公式アカウントの友だちが100人未満で、まず接点を作る段階の店 → 無料のショップカードで十分です
- 来店した人全員に同じ特典を出したい店 → 抽選にする意味がありません
- 来店が年に数回の業種 → 間隔を空けても「次」が遠すぎます
LINE公式アカウントのショップカードとの違い
| ショップカード(LINE公式・無料) | リピガチャ | |
|---|---|---|
| 仕組み | 来店ごとにスタンプ | 景品ごとに確率を持つガチャ+会員証 |
| 景品 | 規定数で特典1つ | 複数の景品を確率と上限つきで |
| 会員ランク | ランクアップカード1段 | 段数・名前・基準は自由 |
| 来店の記録 | スタンプ数のみ | 来店日・回数を個人ごとに |
| 費用 | 無料 | 月額2,980円 |
まずショップカードで足りるかを試し、「よく来る人と離れかけている人を分けたい」「今日は何が当たるかで来店を作りたい」となったら切り替える形で構いません。比較の詳細はLINEポイントカードの作り方と費用に書いています。
始め方
- 製品ページの申込フォームから連絡します。申し込みでも、相談だけでも同じフォームです。
- 1営業日以内に、初期設定の手順と景品設計のヒアリングをメールで案内します。
- お店のLINE公式アカウントの管理画面に当社を招待していただきます。LINE公式アカウントをまだ持っていない場合は、開設からお手伝いします。
- 当社側で、LINEとの接続、ガチャ画面の初期設定、景品と確率の初期調整、来店用QRの発行を行います。
- 稼働後は、景品の入れ替えや文言の変更をお店の管理画面から行えます。
よくある質問
Q. お客様はアプリをインストールしますか?
A. しません。LINEの中で動く画面なので、友だち追加と初回の登録だけで使えます。
Q. ガチャの結果は不正に操作されませんか?
A. 抽選はサーバー側で行い、結果と当選チケットは記録に残ります。お客様の端末側で結果を書き換えることはできません。
Q. 家から引けるガチャと、来店しないと引けないガチャ、どちらがいいですか?
A. 両方を組み合わせるのが基本です。毎日1回は家からも引けるようにして思い出してもらい、来店した日はもう1回引ける形にすると、来店の動機と日常の接点の両方を作れます。
Q. 店内のQRを写真に撮って、来店せずに読まれませんか?
A. 同じ日は何度読んでも1回と数えるので、水増しにはなりません。QRの定期的な切り替えや、店内に掲示する合言葉と組み合わせる運用も相談できます。
Q. 解約したらデータはどうなりますか?
A. 会員と来店履歴はCSVでお渡しします。最低契約期間はありません。
まとめ
- リピガチャは、LINE公式アカウントの中で動く来店ガチャとデジタル会員証
- お客様の操作は「友だち追加・来店QR・ガチャを引く」の3つ
- 抽選の間隔、景品、確率、先着上限、会員ランクをお店が決められ、景品の原価は確率で管理する
- 月額2,980円(税別)・初期費用0円・最低契約期間なし
- 来店を条件にした抽選は一般懸賞。ドリンク1杯程度の景品なら上限の範囲内
導入の相談や、景品の設計についての質問は、製品ページのフォームからどうぞ。