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LINEポイントカードの作り方と費用|無料・月額・自社開発

公開: 2026/09/05 / By 佐藤 駿介

この記事について

LINEでポイントカード(デジタル会員証)を作る方法は3つ。LINE公式アカウントの無料機能、月額数千円のツール、自社開発。それぞれの費用、できること、向いている店を比較し、見落としがちなLINE公式アカウント自体の料金(無料プラン月200通、ライト5,000円、スタンダード15,000円)と2026年10月の追加メッセージ料金改定までまとめました。

読了時間: 約9分
約4,444文字

結論(要点)

LINEポイントカードの作り方は3つ。①LINE公式アカウントのショップカード(無料、来店ごとのスタンプと特典)、②月額数千円のツール(個人ごとの来店記録、抽選やガチャ、会員ランク)、③自社開発(予約や会計との連携、初期数十万円か月額制)。どれを選んでも、LINE公式アカウント自体の料金は別にかかる。コミュニケーションプランは月0円で200通、ライトプランは月5,000円で5,000通、スタンダードプランは月15,000円で30,000通(いずれも税別)。追加メッセージはスタンダードのみで、料金は2026年10月1日に改定予定。判断軸は「お客様を個人単位で分けて扱いたいか」「抽選などの仕掛けが要るか」「他のシステムとつなぐか」の3つ。

LINEポイントカードの作り方と費用|無料・月額・自社開発

こんにちは、合同会社SAi代表の佐藤です。

「LINEでポイントカードを作りたい。いくらかかる?」という質問に、一言で答えると「0円から数十万円まで、3段階ある」です。どこまで求めるかで、選ぶものと費用が変わります。

この記事では、3つの方法の費用と中身を比べたうえで、見落としやすいLINE公式アカウント自体の料金まで含めて、店舗が実際に払う金額の全体像をまとめます。私は店舗向けの会員証・ポイントの仕組みを開発する側なので、それぞれの限界も知ったうえで書いています。

結論:3つの方法と費用

方法費用の目安できること向く店
① LINE公式アカウントのショップカード0円来店ごとのスタンプ、特典チケット、ランクアップカード1段まず試したい、友だち100人未満
② 月額制のツール月2,000〜5,000円程度個人ごとの来店記録、抽選・ガチャ、会員ランク、当選管理リピートを仕組み化したい、友だち100人以上
③ 自社開発初期数十万円〜、または月額1万円〜の月額制予約・会計・顧客管理との連携、独自の仕組み複数店舗、既存システムとつなぎたい

どれを選んでも、LINE公式アカウントの料金は別です。これは後半で説明します。

方法①:LINE公式アカウントのショップカード(0円)

LINE公式アカウントに標準で付いている機能です。来店ごとにQRコードでポイントを付け、規定数で特典を配ります。

  • 費用:0円(LINE公式アカウントの無料プランでも使える)
  • 作る時間:15〜30分
  • できること:ポイント付与、特典チケット、取得ルール(1日1回など)、有効期限、ゴール後のランクアップカード
  • できないこと:個人単位の来店記録、当たり外れのある仕掛け、2段以上のランク、他システムとの連携

紙のスタンプカードの置き換えとしては十分です。作り方と限界の詳細はLINEショップカードの作り方と限界にまとめました。

方法②:月額制のツール(月2,000〜5,000円程度)

LINE公式アカウントに外部のツールをつなぎ、会員証・ポイント・抽選などを追加する方法です。お客様側は友だち追加だけで使え、アプリのインストールは不要です。

  • 費用:月額2,000〜5,000円程度が中心。初期費用0円のものと、数万円かかるものがある
  • 導入の時間:数日〜2週間(LINE公式アカウントとの接続設定が必要)
  • できること:誰が何回来たかの個人単位の記録、抽選・ガチャ、来店回数や金額での会員ランク、当選チケットの消込、しばらく来ていない人だけへの配信
  • できないこと:予約システムや会計との深い連携は、ツールによってできたりできなかったりする

選ぶときの注意は、「初期設定を誰がやるか」です。LINE公式アカウントとの接続は、慣れていないと半日仕事になります。初期費用0円でも、設定を店側に丸投げするツールだと、結局動かせずに終わります。設定を代行してくれるかは、申し込む前に確認してください。

SAI TOOLS

会員証+来店ガチャ、月額2,980円・初期費用0円

リピガチャは、LINE公式アカウントの中で動くデジタル会員証と来店ガチャです。個人ごとの来店記録、景品ごとの当選確率、段数自由の会員ランク。LINE公式アカウントとの接続と初期設定は当社が行います。

リピガチャを見る → 相談する →

方法③:自社開発(初期数十万円〜、または月額制)

自分の店の業務に合わせて、会員証・ポイントの仕組みをゼロから作る方法です。

  • 費用:一括なら初期数十万円〜。当社のような月額制なら初期費用0円・月額1万円〜(税別)で、稼働するまで課金なし
  • 期間:最短数日〜1か月程度(連携する範囲による)
  • できること:予約システム・会計・顧客管理との連携、複数店舗の本部管理、独自のポイントルール、他社ツールにない仕組み
  • 向く店:既存のシステムとデータをつなぎたい、複数店舗を1つの会員基盤で回したい、自社ブランドのアプリとして出したい

「ポイントカードだけ欲しい」なら過剰です。「予約したら自動でポイント」「会計金額でランクが上がる」のように、他の仕組みと連動させたくなった時が、自社開発を考えるタイミングです。

費用の考え方はAI導入の費用相場ホームページリニューアルの費用と同じで、「作る範囲」で決まります。

見落としがちな費用:LINE公式アカウント自体の料金

どの方法を選んでも、お客様に配信するメッセージはLINE公式アカウントの料金で決まります。ツールの月額とは別にかかります。

プラン月額(税別)無料メッセージ通数追加メッセージ
コミュニケーションプラン0円200通不可
ライトプラン5,000円5,000通不可
スタンダードプラン15,000円30,000通可(従量、配信数で単価が変わる)

(2026年9月時点。追加メッセージの料金は2026年10月1日に改定予定と告知されています)

ここで大事なのは、「通数」は友だち数×配信回数だということです。友だち300人に月2回配信すると600通で、無料プランの200通を超えます。ポイントカードそのものは無料でも、「ポイントが貯まりました」「期限が近いです」といったメッセージを送るほど、LINE公式アカウントのプラン変更が必要になります。

逆にいうと、お客様が自分から開く仕組み(会員証を見る、ガチャを引く)は、配信通数を消費しません。配信で呼ぶより、開きたくなる仕掛けを置くほうが、LINEの料金は抑えられます。

判断軸は3つ

どの方法にするかは、次の3つで決まります。

  1. お客様を個人単位で分けて扱いたいか。分けたいなら②か③
  2. 抽選やガチャのような仕掛けが要るか。要るなら②か③
  3. 予約や会計とつなぎたいか。つなぎたいなら③

3つとも「いいえ」なら①で十分です。最初から②や③を入れる必要はありません。①で友だちを増やして、物足りなくなった時に②、②でも足りなくなった時に③、の順番が失敗しません。

よくある質問

Q. お客様はアプリをインストールする必要がありますか?

①②③のいずれも、LINEの中で動く形なら不要です。友だち追加と初回の登録だけで使えます。独自アプリとして作る場合だけインストールが必要になりますが、店舗の会員証でわざわざアプリを入れてもらうのは負担が大きいので、LINEの中で完結させるのをおすすめします。

Q. 月額ツールから自社開発に移るとき、会員データは引き継げますか?

ツールがCSVなどでデータを出せるなら引き継げます。お客様のLINEの識別子はLINE公式アカウントに紐づくので、同じLINE公式アカウントを使い続ける限り、お客様側で再登録は不要にできます。契約前に「解約時にデータを出せるか」を確認しておいてください。

Q. 複数店舗で共通のポイントカードにできますか?

①は同じLINE公式アカウント内なら可能です。②は店舗ごとに料金がかかるものが多く、共通の会員基盤にできるかはツール次第です。③なら本部で一元管理する形を自由に作れます。

Q. ポイントの付与率は何%くらいが一般的ですか?

100円で1ポイント(1%)が最も多く、来店1回で固定ポイントを付ける方式もあります。付与率より、「何ポイントで何がもらえるか」のゴールを近くに置くほうが、続けてもらいやすくなります。

まとめ

LINEポイントカードの費用は、0円(ショップカード)、月額数千円(ツール)、数十万円か月額1万円〜(自社開発)の3段階です。どれを選んでもLINE公式アカウントの料金は別で、配信通数で決まります。

判断軸は「個人単位で分けたいか」「仕掛けが要るか」「他とつなぐか」の3つ。まず無料で始めて、困ったら次へ、の順番で進めてください。

抽選やガチャの仕組みについてはLINE抽選キャンペーンのやり方に、来店を増やす施策全体は来店促進の施策10選にまとめています。自社の仕組みとして作る相談はお問い合わせからどうぞ。

About the Author

佐藤 駿介

佐藤 駿介

Shunsuke Sato

代表 / Founder & Developer, 合同会社SAi

中小企業のAI・業務自動化を専門とする開発者。営業マンや下請けを介さず、ヒアリングから開発・運用まで一貫して直接対応。「月額1万円から始められる、本当に必要なAIだけ」をモットーに、フルスクラッチ開発を中小企業の手の届く価格で提供している。

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