「休業のお知らせを出したつもりが、お客様に伝わっていなかった…」
年末年始にこんなトラブルを経験したことはありませんか?告知不足によるクレームは、一年の締めくくりに大きなストレスになります。
この記事では、確実にお客様に届く告知の方法を、すぐに使える例文とともに解説します。例文の日付と曜日は、2026〜2027年の年末年始のカレンダー(12月29日が火曜、1月3日が日曜、1月4日が月曜)に合わせてあります。お店の休みに合わせて書き換えてください。
これだけは押さえる!告知の3大原則
原則① 2週間前には告知開始
遅くとも1週間前。理想は2週間前からの告知スタート。
原則② 複数チャネルで告知
1つの方法だけでは届かない。最低3つ以上の方法で。
原則③ 日付+曜日で明記
「12/30〜1/3」ではなく「12月30日(水)〜1月3日(日)」と書く。
告知スケジュール
┌─────────────────────────────────────────────────┐ │ 告知タイムライン │ ├─────────────────────────────────────────────────┤ │ │ │ 12月中旬 12月下旬 年末年始 │ │ ────┬──── ────┬──── ────┬──── │ │ │ │ │ │ │ ▼ ▼ ▼ │ │ │ │ 【初回告知】 【リマインド】 【当日確認】 │ │ ・LINE配信 ・SNS再投稿 ・店頭掲示 │ │ ・SNS投稿 ・LINE再配信 ・留守電設定 │ │ ・店頭POP ・口頭案内 │ │ ・Google設定 │ │ │ └─────────────────────────────────────────────────┘
具体的なスケジュール
| 時期 | やること | 重要度 |
|---|---|---|
| 2週間前 | LINE・メール配信、SNS投稿、Googleビジネスプロフィール設定 | ★★★ |
| 1週間前 | 店頭POP掲示、来店客への口頭案内開始 | ★★★ |
| 3日前 | リマインド配信(LINE・SNS) | ★★☆ |
| 最終営業日 | 改めて口頭案内、翌年の予約促進 | ★★☆ |
| 休業初日 | 留守電メッセージ設定、自動返信設定 | ★★★ |
告知に必ず含める5つの項目
┌─────────────────────────────────────────────────┐ │ │ │ ① 休業期間 「12月30日(水)〜1月3日(日)」 │ │ │ │ ② 最終営業日 「12月29日(火)18:00まで」 │ │ │ │ ③ 営業再開日 「1月4日(月)10:00より」 │ │ │ │ ④ 休業中の対応 「メールは1月4日以降に返信」 │ │ │ │ ⑤ 感謝の言葉 「本年もありがとうございました」 │ │ │ └─────────────────────────────────────────────────┘
媒体別の告知方法
1. LINE公式アカウント
届きやすさで選ぶなら、まずLINE
LINEヤフーの公表資料では、届いたメッセージの約80%がその日のうちに開封されます(2021年7月の調査、回答2,060人)。
配信のポイント
- 配信は午前中がおすすめ(開封率が高い)
- 文章は短く簡潔に(スクロールなしで読める長さ)
- リッチメッセージで視覚的に伝える
2. Googleビジネスプロフィール
「近くの○○」検索で見つけてもらうために必須
設定しないと「営業時間不明」と表示され、来店機会を逃します。
設定手順
① Google検索で店舗名を検索
↓
② 「プロフィールを編集」をクリック
↓
③ 「営業時間」→「特別営業時間」を選択
↓
④ 日付ごとに「休業」または営業時間を設定
↓
⑤ 保存(反映まで10分程度かかる場合あり)
注意
- Googleの公式ヘルプでは、特別営業時間は「一時的な営業時間の変更」や「連続して最長6日間の休業」に使うものとされています。7日以上続けて休む場合は「臨時休業」を設定します
- 設定は早めに(直前だと反映が間に合わない可能性)
3. SNS(Instagram・X)
拡散力を活かした告知
投稿のポイント
- ストーリーズとフィード投稿の両方で
- ストーリーズは24時間で消えるので複数回投稿
- ハイライトに保存して常に見られる状態に
効果的な投稿例
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年末年始のお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 休業期間 12月30日(水)〜 1月3日(日) ■ 年内最終営業 12月29日(火)18:00まで ■ 新年営業開始 1月4日(月)10:00〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年末のご予約はお早めに! 本年もありがとうございました。 来年もよろしくお願いいたします。 #年末年始 #営業時間 #○○市 #店名
4. 店頭掲示(POP・ポスター)
来店客への直接告知
掲示場所
- 入口ドア(外から見える位置)
- レジ横
- 待合スペース
デザインのポイント
- 日付を大きく表示
- 赤・黒の2色でシンプルに
- A4サイズ以上で見やすく
5. ホームページ
検索からの流入対策
掲載位置
- トップページの目立つ位置(ヘッダー下など)
- お知らせ・ニュース欄
- 営業時間ページ
コピペで使える例文集
LINE・メール用(丁寧版)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年末年始の営業についてのお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いつもご利用いただき、 誠にありがとうございます。 年末年始の営業日程をお知らせいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 年内最終営業日 12月29日(火)18:00まで ■ 休業期間 12月30日(水)〜 1月3日(日) ■ 新年営業開始 1月4日(月)10:00より通常営業 ━━━━━━━━━━━━━━━━ ※休業期間中のお問い合わせは 1月4日以降に順次ご対応いたします。 本年も大変お世話になりました。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。 良いお年をお迎えください。 ○○○○(店名)
LINE・メール用(カジュアル版)
【年末年始のお休みのお知らせ】 いつもありがとうございます! 年末年始は下記の通り お休みをいただきます。 ----------------------- 休み:12/30(水)〜1/3(日) ----------------------- 年内最後は12/29(火)18時まで、 新年は1/4(月)から営業します! 年末はご予約が込み合いますので お早めにご連絡ください♪ 今年もありがとうございました! 良いお年を〜!
店頭POP用(シンプル版)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ┃ ┃ 年末年始休業のお知らせ ┃ ┃ ┃ ┃ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃ ┃ ┃ 【休業期間】 ┃ ┃ ┃ ┃ 12月30日(水) ┃ ┃ ↓ ┃ ┃ 1月3日(日) ┃ ┃ ┃ ┃ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃ ┃ ┃ 年内最終:12/29(火)18時 ┃ ┃ 新年営業:1/4(月)10時〜 ┃ ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
留守番電話用
お電話ありがとうございます。 ○○○○でございます。 誠に恐れ入りますが、 12月30日から1月3日まで 年末年始の休業とさせていただいております。 1月4日より通常営業いたします。 お急ぎのご用件は、 留守番電話にメッセージをお残しください。 休み明けに折り返しご連絡いたします。 ご不便をおかけしますが、 よろしくお願いいたします。
よくある失敗と対策
| 失敗パターン | 起こる問題 | 対策 |
|---|---|---|
| 告知が遅すぎた | 予約が入ってしまう、来店してしまう | 2週間前から告知開始 |
| 1つの媒体でしか告知しなかった | 見ていない人に届かない | 最低3媒体以上で告知 |
| 日付だけで曜日を書かなかった | 勘違いが発生 | 必ず日付+曜日で記載 |
| Googleを更新し忘れた | 「営業中」と誤表示される | 特別営業時間を設定 |
| 休業中の対応を書かなかった | 「連絡がない」とクレーム | 対応時期を明記 |
休業中の対応設定
メール自動返信の設定
休業中にメールが来た場合の自動返信を設定しておきましょう。
件名:【自動返信】年末年始休業のお知らせ ○○○○をご利用いただきありがとうございます。 誠に恐れ入りますが、当店は現在 年末年始の休業期間中でございます。 【休業期間】 12月30日(水)〜 1月3日(日) お問い合わせへのご返信は、 1月4日(月)以降、順次対応いたします。 ご不便をおかけしますが、 何卒よろしくお願いいたします。 ○○○○
告知チェックリスト
休業前に確認しておきましょう。
告知媒体
- LINE公式アカウントで配信した
- Googleビジネスプロフィールの特別営業時間を設定した
- Instagram(フィード+ストーリーズ)に投稿した
- X(Twitter)に投稿した
- ホームページに掲載した
- 店頭にPOP・ポスターを掲示した
内容確認
- 休業期間を日付+曜日で記載した
- 最終営業日・時間を記載した
- 営業再開日・時間を記載した
- 休業中の問い合わせ対応について記載した
休業中の設定
- 留守番電話のメッセージを変更した
- メールの自動返信を設定した
- 予約システムを休業設定にした
まとめ
年末年始の営業告知で大切なのは、「早めに」「複数の方法で」「明確に」 伝えること。
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告知成功の3つのポイント
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① 2週間前から告知開始
② LINE・Google・SNS・店頭の4点セット
③ 日付+曜日+時間まで明記
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この記事の例文とチェックリストを活用して、トラブルのない年末年始を過ごしましょう。
よくある質問
Q. 年末年始の休業のお知らせは、いつから出せばいいですか?
A. 2週間前が目安で、遅くとも1週間前です。予約制の店は、年内の予約が埋まり始める12月上旬に出すと、駆け込みの問い合わせを減らせます。1回だけでなく、2週間前・1週間前・前日の3回に分けて伝えると届きやすくなります。
Q. Googleマップの営業時間は、どう設定すればいいですか?
A. Googleビジネスプロフィールの「特別営業時間」で、休む日を日付ごとに「休業」に設定します。Googleの公式ヘルプによると、特別営業時間は一時的な営業時間の変更や、連続して最長6日間の休業に使うものです。設定しないと通常の営業時間が表示されたままになり、来店したお客様に迷惑がかかります。
Q. 7日以上休む場合は、どうすればいいですか?
A. 特別営業時間は連続6日までが対象なので、それより長く休む場合は、Googleビジネスプロフィールで「臨時休業」に設定します。営業を再開したら、忘れずに営業中へ戻します。
Q. お知らせには、何を書けばいいですか?
A. 休業期間(日付と曜日)、年内の最終営業日と終了時刻、営業再開日と開始時刻、休業中の連絡方法(メールやLINEへの返信がいつになるか)の4点です。「12/30〜1/3」のような書き方ではなく、「12月30日(水)〜1月3日(日)」と曜日まで書くと、読み違いを防げます。

