開発事例 / 見積・請求・入金管理の一元化+請求書メールの開封記録
請求書メールの開封が分かる仕組みで、未収金の回収率が80%→97%|見積・請求・入金管理の一元化(IT受託開発会社)
見積の確定から、請求書の自動発行、入金の未収アラート、督促メールの下書きまでを、1つの業務システムにまとめた。先方の要望で、請求書のメールを相手が開封したかどうかを記録する仕組みも作った。相手が見たのか、まだ見ていないのかが分かるので、入金の確認や督促の連絡を、状況に合わせて入れられる。
※ 社名・取引先・金額の明細は非公開。
相談のきっかけ
見積・請求・入金を、エクセルとメールと会計ソフトでばらばらに管理していた。請求書をメールで送っても、相手が見たのかどうかが分からず、入金が遅れている理由が「見ていない」のか「見たうえで止まっている」のかを切り分けられなかった。
この案件の中身
- 運用状況
- 実運用中(2026年9月時点)
- 対象業務
- 見積の作成から、請求書の発行・送付、入金の確認、未収の督促まで。要件整理・設計・実装・導入まで当社が担当
- 導入前の手間
- 見積はエクセル、送付はメール、入金の確認は会計ソフト、と道具が分かれていて、経理担当の作業に月20時間ほどかかっていた。請求書をメールで送ったあと、相手が見たのかどうかが分からず、督促の連絡を入れるべきか、再送すべきかを判断できなかった。
- 実装した範囲
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- —見積の作成と確定。確定した見積から、請求書を自動で発行する
- —請求書のメール送付と、開封の記録。相手がメール・請求書を開いたかどうかが、請求ごとに分かる
- —入金の未収アラート。期日を過ぎても入金のない請求を自動で拾い、担当者に知らせる
- —督促メールの下書き。未収の請求について、経緯に合わせた文面を生成AIが下書きする(送信は人が確認してから)
- —見積・請求・入金を1つのシステムで管理(以前はエクセル・メール・会計ソフトに分かれていた)
- 確認できている成果
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- —未収金の回収率が80% → 97%に改善。請求書メールの開封が分かるようになったことが効いた
- —経理担当の作業時間が月20時間 → 4時間
- —実運用中(2026年9月時点)
- 開発期間・体制
- 約1か月・1名で開発し、導入。当時は Django(Python)で作ったが、5名規模の会社の業務システムとしては大きすぎる構成だった。いま同じものを作るなら、下の「今つくる場合の構成」にする。サーバーを常時動かさずに済むので、月々の固定費が小さく、保守の手間も減る
- 費用目安
- 月額3万円で運用中。今の料金体系で同じ範囲を作る場合も、初期費用0円・月額制。メール送信サービスと生成AIの利用料は実費
- 対応できない条件
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- —メールの開封は、本文に入れた小さな画像の読み込みで判定する。画像を表示しない設定のメールソフトでは、開いていても「未開封」に見える。逆に、Appleの「メールプライバシー保護」のように画像を自動で読み込む設定では、開いていなくても「開封」に見えることがある
- —より確実に知りたい場合は、請求書PDFを添付せず、リンクから開いてもらう形にして、閲覧そのものを記録する方式を併用する
- —開封を記録することは、取引先への案内やプライバシーポリシーに書いておくのが望ましい
- —督促メールはAIの下書き。送るかどうか、どんな文面にするかは人が決める
- 今つくる場合の構成
- TypeScript / Hono(Cloudflare Workers)、Cloudflare D1(SQLite)・R2(請求書PDFの保管)、Cron Triggers・Queues(未収のチェックと通知)、メール送信サービス(開封の記録つき)、生成AI API(督促メールの下書き)
同じような相談をお持ちの方へ
この事例と近い状況であれば、上の「対応できない条件」に当てはまらないかを確認したうえで、同じ範囲を初期費用0円・月額制で作れます。稼働するまで課金は始まりません。まず状況を聞かせてください。