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AI搭載CRM 8社の料金比較|無料〜月3,450円で始める

公開: 2026/03/09 / 最終更新: 2026/10/09 / By 佐藤 駿介

結論(要点)

AI搭載CRM 8社の料金を2026年10月に公式サイトで確認(税抜・年間契約の1人月額)。無料枠:HubSpot 2人まで、Zoho 3人まで、Freshsalesに無料プランあり。有料:Zoho 1,760円〜、kintone 1,000円〜(10人から)、HubSpot Starter 840円〜、Salesforce Starter 3,000円、GENIEE 3,450円〜、esm 3,500円〜(5〜30名)、Freshsales 9ドル〜、Mazrica Sales(旧Senses)は10IDで月70,000円〜。既製で足りるのは営業プロセスが標準的な会社で、自社の商流や基幹データと結びつけたいなら作る方が安いことがある。

この記事の目次

「顧客リストはExcelにある。AIで成約しそうな相手を教えてくれるCRMがあるのは知っているが、海外製は高そうだし、国産はAIが弱そうで、どれを試せばいいか分からない」。CRMの相談は、たいていここから始まります。

結論を先に書くと、無料で始めるならHubSpot(2人まで無料)かZoho CRM(3人まで無料)、国産で月3,000円台ならGENIEEかeセールスマネージャー、予測まで本格的に使うならSalesforceかMazrica Salesです。1人あたり月額で見ると、Zohoの1,760円からMazricaの6,500円(10人から)まで、4倍近い幅があります。

この記事では、8社の料金を2026年10月時点で公式サイトに載っている数字だけで並べ、AI機能の中身、最低人数、そして「既製のCRMで足りるか、自社の商流に合わせて作るか」の判断基準を書きます。確認できなかった数字は「公式サイトで確認」としています。

AI搭載CRMとは?

従来のCRMとの違い

従来のCRM:

  • 顧客情報の記録・管理
  • 商談履歴の保存
  • レポート作成(手動)

AI搭載CRM:

  • 上記に加えて…
  • 成約確度の自動予測
  • 最適な連絡タイミングの提案
  • 類似案件からの提案
  • 自動データ入力

AIができること

機能内容効果
リードスコアリング見込み客の優先度を自動判定成約率UP
予測分析売上・受注確度を予測計画精度向上
レコメンド次のアクションを提案営業効率化
自動入力メール・会議から情報抽出入力工数削減
異常検知失注リスクを早期発見機会損失防止

導入メリット

  1. 営業効率の向上:優先すべき顧客が明確に
  2. 属人化の解消:ベテランのノウハウをAIが学習
  3. データドリブン経営:勘ではなくデータで判断
  4. 入力工数削減:自動入力で営業に集中

AI搭載CRMおすすめ8選

1. Salesforce Sales Cloud

概要: 営業・顧客管理に対応するCRMプラットフォーム。AI「Einstein」を搭載し、予測分析・自動化機能が充実。

AI機能:

  • Einstein リードスコアリング
  • Einstein 商談インサイト
  • Einstein 予測ビルダー
  • Einstein 活動キャプチャ(メール・カレンダーから自動入力)

料金(税抜・年間契約・2026年10月時点):

  • Starter Suite:月額3,000円/ユーザー(月払いも可)
  • Pro Suite:月額12,000円/ユーザー
  • 上位エディション(公式ページの表記では Core 23,400円、Advanced 47,400円、Max 66,000円)

特徴:

  • 豊富な機能と拡張性
  • 大企業での導入実績多数
  • AppExchangeで機能追加可能

向いている企業:

  • 中〜大企業
  • 本格的なAI活用をしたい
  • 予算に余裕がある

2. Zoho CRM

概要: 全世界25万社以上が導入。コストパフォーマンスに優れ、AI「Zia」を搭載。

AI機能:

  • Zia リードスコアリング
  • 最適な連絡時間帯の提案
  • 異常検知アラート
  • 予測分析
  • 音声アシスタント

料金(税抜・年間契約の月額換算・2026年10月時点):

  • 無料プラン:3ユーザーまで
  • スタンダード:月額1,760円/ユーザー
  • プロフェッショナル:月額3,260円/ユーザー
  • エンタープライズ:月額5,660円/ユーザー
  • アルティメット:月額7,360円/ユーザー

特徴:

  • 低価格で高機能
  • 日本語サポート対応
  • Zoho製品群との連携

向いている企業:

  • 中小企業
  • コストを抑えたい
  • 初めてCRMを導入する

3. HubSpot CRM

概要: 基本機能が無料で使えるCRM。マーケティング、セールス、サービスを一体管理。

AI機能:

  • AI搭載チャットボット
  • 予測リードスコアリング(有料)
  • AI文章作成アシスタント
  • 会話インテリジェンス

料金(Sales Hub・シート単位・2026年10月時点):

  • 無料ツール:2ユーザーまで0円
  • Starter:月額840円/シート〜(契約条件で2,400円の表示もあり)
  • Professional:月額10,800円/シート〜。別途、必須の導入支援費用(1回)
  • Enterprise:月額18,000円/シート。別途、必須の導入支援費用(1回)

特徴:

  • 無料で始められる
  • マーケティング機能が充実
  • 使いやすいUI

向いている企業:

  • スタートアップ
  • マーケティングも強化したい
  • まず無料で試したい

4. GENIEE SFA/CRM

概要: 株式会社ジーニーが提供する国産CRM。入力項目や画面を日本の営業現場に合わせてある。

AI機能:

  • AIアシスタント機能
  • 報告書・メールの文章作成支援
  • 商談分析
  • 売上予測

料金(1IDあたり月額・2026年10月時点):

  • スタンダード:3,450円
  • プロ:9,000円
  • エンタープライズ:12,000円
  • プレミアム:32,000円
  • 最低ユーザー数・初期費用は公式サイトに記載なし

特徴:

  • 国産で日本企業に最適化
  • シンプルで使いやすい
  • 手厚いサポート

向いている企業:

  • 国産CRMを使いたい
  • サポート重視
  • 定着に不安がある

5. eセールスマネージャー(esm)

概要: ソフトブレーン株式会社が提供する国産SFA/CRM。「AIコンシェルジュ」を搭載。

AI機能:

  • ドキュメント自動解析・情報抽出
  • 提案資料の検索・作成支援
  • Web会議の音声自動記録
  • 活動登録の自動化

料金(税抜・1ユーザー月額・2026年10月時点):

  • Basic(5〜30名):3,500円
  • Professional(5名〜):6,000円
  • Enterprise(5名〜):12,500円
  • Unlimited(5名〜):25,000円
  • esm AIコンシェルジュ:1ユーザー1,000円(別途)。初期費用は公式サイトに記載なし

特徴:

  • 国産で30年以上の実績
  • 名刺管理との連携
  • 営業プロセス可視化

向いている企業:

  • 国産にこだわりたい
  • 名刺管理も一元化したい
  • 営業プロセスを改善したい

6. Mazrica Sales(旧Senses)

概要: マツリカが提供するSFA。2026年10月時点の製品名は「Mazrica Sales」。AIによる案件分析・リスク予測が特徴。

AI機能:

  • 案件ごとのリスク分析
  • 類似案件の提案
  • 受注確度の予測
  • 過去の成功パターン分析

料金(税抜・年間契約一括払い・2026年10月時点):

  • Starter:月額70,000円〜(1ID 6,500円×10ID+Mazrica Sales Agent 5,000円/組織)
  • Growth:月額130,000円〜(1ID 12,500円×10ID+5,000円)
  • Unlimited:月額190,000円〜(1ID 18,500円×10ID+5,000円)
  • 初期費用・開発費用:無料

特徴:

  • 直感的な操作性
  • カード形式の案件管理
  • Slack連携

向いている企業:

  • 使いやすさ重視
  • 案件管理を効率化したい
  • Slackを使っている

7. Freshsales(Freshworks CRM)

概要: Freshworks社が提供するCRM。AIアシスタント「Freddy」を搭載。

AI機能:

  • Freddyによるリードスコアリング
  • 取引予測
  • 次のベストアクション提案
  • メール開封率予測

料金(USD・年払い・2026年10月時点):

  • Free:無料プランあり(ユーザー数の上限は公式サイトで確認)
  • Growth:月額9ドル/ユーザー
  • Pro:月額39ドル/ユーザー
  • Enterprise:月額59ドル/ユーザー

特徴:

  • 無料プランあり
  • グローバルで人気
  • 電話・メール連携

向いている企業:

  • 無料で始めたい
  • グローバル展開している
  • 電話営業が多い

8. Kintone + AI連携

概要: サイボウズのKintoneにAIツールを連携させたソリューション。

AI機能(連携ツール例):

  • ChatGPT連携で文章自動生成
  • AI-OCRで名刺・書類データ化
  • 音声認識で議事録自動作成

料金(税抜・2026年10月時点):

  • kintone ライト:月額1,000円/ユーザー(10ユーザーから)
  • kintone スタンダード:月額1,800円/ユーザー(10ユーザーから)
  • AI連携ツール:別途

特徴:

  • 柔軟なカスタマイズ
  • 既存のKintoneユーザーに最適
  • 必要なAI機能だけ追加

向いている企業:

  • Kintoneを使っている
  • カスタマイズしたい
  • 段階的にAIを導入したい

比較一覧表

2026年10月9日に各社の公式サイトで確認した金額です(税抜・年間契約の1人あたり月額)。

SAi調べ(2026年10月時点、公式サイトで料金を確認したAI搭載CRM 8本)では、1人あたり月額の最安は840円〜6,500円で、無料枠があるのは3本です。

ツール名1人あたり月額最低人数AI機能無料枠
Zoho CRM1,760円〜1○3人まで無料
kintone1,000円〜10△(連携で追加)×
HubSpot Sales Hub840円〜(条件で変動)1○2人まで無料
Salesforce3,000円〜1◎×
GENIEE SFA/CRM3,450円〜記載なし○×
eセールスマネージャー3,500円〜5○×
Freshsales9ドル〜1○あり
Mazrica Sales6,500円〜(10IDで月70,000円〜)10◎×

出典:Zoho CRM/kintone/HubSpot/Salesforce/GENIEE SFA/CRM/eセールスマネージャー/Freshsales/Mazrica Sales

掲載内容について:改定や誤りがあればこちらからご連絡ください。確認のうえ訂正します。

選び方のポイント

1. 企業規模で選ぶ

小規模(〜20名):

  • HubSpot(無料)
  • Zoho CRM
  • Freshsales

中規模(20〜100名):

  • GENIEE SFA/CRM
  • Mazrica Sales
  • Zoho CRM

大規模(100名〜):

  • Salesforce
  • eセールスマネージャー

2. 必要なAI機能で選ぶ

重視する機能おすすめCRM
リードスコアリングSalesforce、Zoho
文章作成支援GENIEE、HubSpot
予測分析Salesforce、Mazrica Sales
音声記録esm
コスパZoho、Freshsales

3. 既存システムとの連携

  • 会計ソフトとの連携:API対応を確認
  • MAツールとの連携:HubSpotは一体型
  • グループウェアとの連携:Kintoneが有利

導入時の注意点

1. AIは万能ではない

AIの予測や提案は、過去データに基づくものです。以下を認識しておきましょう:

  • 新規事業には過去データがない
  • 市場環境の急変には対応しにくい
  • 最終判断は人間が行う

2. データの質が重要

AIの精度は、入力データの質に依存します:

  • 正確なデータ入力を徹底
  • 定期的なデータクレンジング
  • 入力ルールの統一

3. 現場の理解を得る

  • 「監視ツール」ではなく「支援ツール」として説明
  • 営業担当者の負担軽減をアピール
  • 段階的な導入で抵抗を減らす

導入効果は自社の同じ業務で測る

営業工数、入力時間、成約率、予測の誤差は別々の指標です。処理件数・対象期間・担当人数を残し、確認と訂正を含めて比較します。成約率は案件の種類や営業施策にも左右されるため、変化をCRMだけの効果とは判断しません。

既製で足りるか、作るか

8社のどれかで足りるのは、次の条件がそろう会社です。

  • 営業の流れが「リード → 商談 → 受注」の標準的な段階で表せる
  • 顧客・商談の情報がCRMの中で完結し、他のシステムと突き合わせる必要が少ない
  • 人数が5〜30名で、1人あたり月額の積み上げが予算に収まる

作る方が合うのは、次のどれかに当てはまる場合です。

  • 商流が特殊(代理店経由、案件ごとに単価表が違う、見積もりが図面と紐づく)
  • 受注・在庫・請求など基幹データと顧客情報を一つの画面で見たい
  • 既製CRMの人数課金が合わない(営業以外の全員が見る、パート・外注が多い)
  • AIにやらせたいことが「成約予測」より「自社の過去案件からの提案」や「商談記録の要約」

当社の場合、初期費用0円・月額1万円〜(税別)で、御社の商流に合わせたCRMを作ります。概算は作りたいものを選ぶだけで出ます。稼働するまで課金は始まりません。

よくある質問

Q. AI搭載CRMと従来のCRMは何が違いますか?

従来のCRMは顧客情報の記録・商談履歴の保存・手動でのレポート作成が中心です。AI搭載CRMはこれらに加えて、成約確度の自動予測、最適な連絡タイミングの提案、類似案件からの提案、メールや会議からの自動データ入力といった機能を備えています。

Q. 無料で始められるAI搭載CRMはありますか?

あります。2026年10月時点で、HubSpotは2ユーザーまで、Zoho CRMは3ユーザーまで無料で、Freshsalesにも無料プランがあります。まず無料で試したい場合に向いています。

Q. コストを抑えたい中小企業にはどのCRMが向いていますか?

Zoho CRM(スタンダード月額1,760円/ユーザー〜、年間契約換算)が候補です。日本語サポートにも対応しています。国産なら、GENIEE(3,450円〜)やeセールスマネージャー(Basic 3,500円〜・5〜30名)が選択肢になります。

Q. AIの予測はどこまで信頼できますか?

AIの予測や提案は過去データに基づくため万能ではありません。新規事業には過去データがなく、市場環境の急変にも対応しにくいという限界があります。精度は入力データの質に依存するため、正確なデータ入力や定期的なデータクレンジングが重要で、最終判断は人間が行う前提で活用しましょう。

Q. 既製のCRMが合わない場合、作るといくらかかりますか?

当社の場合、初期費用0円・月額1万円〜(税別)で、御社の商流に合わせたCRMをフルスクラッチで作ります。稼働するまで課金は始まりません。概算は作りたいものを選ぶだけで出ます。実際に稼働しているものは専門商社のCRM/SFA+配信自動化をご覧ください。

まとめ

AI搭載CRMは、営業活動の効率化に大きく貢献します。

おすすめの選び方:

  1. まず無料で試したい → HubSpot(2人まで)、Zoho(3人まで)、Freshsales
  2. 1人あたり月額を抑えたい → Zoho CRM(1,760円〜)、kintone(1,000円〜・10人から)
  3. 予測まで本格的に → Salesforce、Mazrica Sales
  4. 国産・サポート重視 → GENIEE、eセールスマネージャー
  5. 商流が特殊、基幹データと一緒に見たい → 業務に合わせて作る

まずは無料トライアルやデモを試し、自社の営業スタイルに合うかどうか確認することをおすすめします。


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この記事を書いた人

佐藤 駿介

佐藤 駿介

Shunsuke Sato

代表 / Founder & Developer, 合同会社SAi

中小企業のAI・業務自動化を専門とする開発者。営業マンや下請けを介さず、ヒアリングから開発・運用まで一貫して直接対応。「月額1万円から始められる、本当に必要なAIだけ」をモットーに、フルスクラッチ開発を中小企業の手の届く価格で提供している。

どれも少し合わない、という場合

既製品の料金単位や、自社の流れに合わない部分を確認したうえで、追加開発も比較できます。当社は、いま使っているExcelや帳票の流れに合わせて、必要な機能だけを初期費用0円・月額1万円〜(税別)で作ります。既製品で足りるなら、その旨を正直にお伝えします。

フォームでなくても大丈夫です。メール(info@sai-labs.co.jp)でも受け付けています。

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