本文へ移動
合同会社SAiAI & SOFTWARE DEVELOPMENT
← ブログ一覧へ

日報アプリ比較8選|営業・現場・運転日報の選び方と料金【2026年】

公開: 2026/04/01 / 最終更新: 2026/09/23 / By 佐藤 駿介
読了時間: 約12分
約6,060文字

結論(要点)

日報アプリは「1人あたりの料金」ではなく「誰が読むか・何に使うか」で選ぶ。5人以下なら日報くん(5名990円)やLINE WORKS(30人まで無料)で足りる。コメントで読み合う文化を作るならgamba!(1人898円〜)かnanoty(20名12,000円〜)、工数を数字にしたいならPace(1人550円)、顧客・案件と結びつけるならkintone(1人1,000円〜・10人から)やKnowledge Suite(月55,000円〜・人数無制限)。運転日報は貨物自動車運送事業輸送安全規則で記録と1年保存が義務。項目が特殊で既製で合わないなら、初期費用0円・月額1万〜3万円の自社開発という選択肢がある。

見積書・文書の自動生成:こう動きます(約15秒・音は出ません)

自分で触ってみる(登録不要)

箇条書きのメモから日報・報告書の文面を作る流れを、そのまま試せます。

デモを開く

書類の種類とキーワード

架空の塗装会社「株式会社あおば塗装(架空)」の事務担当が使う画面です。

例:外壁塗装工事一式、足場設置、高圧洗浄、シリコン塗料、保証3年、田中様邸

AIがやること・やらないこと

  • キーワードを、過去の書類の書式に当てはめて下書きにする
  • 単価表にある項目は金額を入れる。ない項目は[要確認]にする
  • 効果や実績の数字は作らない(人が根拠のあるものだけ書く)
  • 参照した資料を末尾に列挙する

ここに下書きが出ます

書類の種類を選び、キーワードを入れて「下書きを作る」を押してください。
AIが決められない箇所は[要確認]として残ります。

これはデモです。貴社の様式・業務に合わせて作る場合は初期費用0円・月額1万円〜(税別)、稼働するまで課金なし。デモページで大きく見る →この仕組みについて相談する →
この記事の目次

こんにちは、合同会社SAiの佐藤です。中小企業の業務システムを作っていて、日報まわりの相談は「アプリを入れたのに、書くだけで終わっている」という形で来ることが多いです。

この記事では、日報アプリ8つを公式ページの料金(2026年9月に確認)で比べたうえで、誰が読むか・何に使うかから選ぶ順番を書きます。営業日報・作業日報・運転日報で見るべき点が違うので、そこも分けています。

結論:人数と料金より先に「日報を誰が読んで、何に使うか」を決める

日報アプリで失敗するのは、料金で選んだときではなく、読む人と使い道を決めずに入れたときです。書く側の手間は減っても、読まれなければ紙のときと同じ「提出して終わり」になります。

先に答えを書きます。

  • 5人以下で、まず紙とExcelをやめたい:日報くん(5名で月990円)か、LINE WORKS(30人まで無料)
  • 上司や同僚がコメントを返す文化を作りたい:gamba!(1人898円〜)か nanoty(20名で月12,000円〜)
  • 誰が何に何時間使ったかを数字にしたい:Pace(1人550円)
  • 日報を顧客や案件の記録と結びつけたい:kintone(1人1,000円〜・10人から)か Knowledge Suite(月55,000円〜・人数無制限)
  • 写真が主役の現場:houren.so(1人なら無料)
  • 項目が特殊で、どれも合わない:自社に合わせて作る(初期費用0円・月額1万〜3万円)

日報が止まる4つの場所と、アプリで変わるところ

選び方の軸は4つ

1. 誰が読むか

読む人が上司1人なら、コメント機能もタイムラインも要りません。チームで読み合わせるなら、SNSのように反応が返る形(gamba!・nanoty)が向きます。

2. 何に使うか

「業務の記録」なら、写真と検索があれば足ります。「工数の集計」なら、時間を入れる仕組みが要ります。「営業の管理」なら、顧客と案件に日報がぶら下がる構造が要ります。ここで選ぶツールが分かれます。

3. 現場で書けるか

スマホで、移動中や現場で、2〜3分で書けるか。選択式の項目が多いほど定着します。写真とGPSは、建設・保守・配送では必須です。

4. 集計と連携

月末に誰が集計するのか。CSVで出せるか、勤怠や販売管理につながるか。ここを見ないと、アプリを入れても月末の手作業が残ります。

日報アプリ8つの比較表

料金は各社の公式ページを2026年9月に確認したものです。税込・税抜の表記は各社に合わせています。変わることがあるので、契約前に公式ページで確かめてください。

ツール料金の考え方1人あたりの目安向く現場
gamba!(ガンバ)1人898円/月(年払い)・1,078円/月(月払い)。5人から約900〜1,100円営業・店舗。コメントで読み合う
nanoty(ナノティ)20名12,000円・50名26,000円・100名50,000円/月(税抜)。10名追加パックあり500円〜(各プランの上限人数で使った場合、約500〜600円)全業種。シンプルに定着させたい
日報くん5名990円・60名3,300円・100名5,280円・200名10,560円/月(税込)数十円〜200円少人数〜中規模。まず紙をやめたい
Pace(ペース)1人550円/月(税込)。必要な人数分だけ550円制作会社など、工数を数字にしたい
houren.so(ホウレンソウ)1人・3グループまで無料。組織利用は要問い合わせ0円〜建設・保守。写真が主役
kintone(日報アプリ)ライト1,000円・スタンダード1,800円/月(税抜)。10人から1,000〜1,800円日報を顧客・案件・他の業務と一体で
LINE WORKS30人まで無料。スタンダード450円/月(年額契約)〜0〜540円LINEに慣れた現場。まず連絡と一緒に
Knowledge SuiteSFAスタンダード55,000円/月〜。ID数無制限人数が多いほど下がる営業組織。SFAと日報を一体で

各ツールの特徴

1. gamba!(ガンバ)|読み合う日報

提供:株式会社gamba

項目内容
料金1人898円/月(年払い・年額10,780円)、1,078円/月(月払い)。5ユーザーから
初期費用無料
無料期間15日間

日報がタイムラインに流れ、いいねとコメントが付く形です。書いた人に反応が返るので、「読まれている」が分かります。営業所が分かれている会社や、店舗が複数ある会社で、日報を通じてつながりを作りたいときに向きます。

弱点は、5人から・1人あたり約900円〜と、少人数の会社には割高に感じやすいことです。

2. nanoty(ナノティ)|人数枠で払う、シンプルな日報

提供:株式会社サンロフト

項目内容
料金スモール(20名)12,000円、ミディアム(50名)26,000円、ラージ(100名)50,000円/月(税抜)。10名単位の追加パックあり
初期費用公式ページに記載なし
無料期間15日間

人数枠で払う料金体系なので、各プランの上限人数で利用した場合、1ユーザーあたり約500〜600円と低価格です。機能はプランで変わらず、日報・タスク・集計・社員リストに加えて、社内のコミュニティ機能やGoogle・Microsoft 365の連携が使えます。

弱点は、人数が枠の下限に近いと1人あたりが高く見えることです(20名枠を8人で使えば1人1,500円)。

3. 日報くん|まず紙とExcelをやめるための最安クラス

提供:BPS株式会社

項目内容
料金ミニマム(5名)990円、S(60名)3,300円、M(100名)5,280円、L(200名)10,560円/月(税込)。年払いは2か月分お得
初期費用0円
無料期間無料トライアルあり

60名で月3,300円なので、1人あたりは数十円です。機能はテキスト・写真・コメントに絞られていて、覚えることが少ない。「まず全員に書いてもらう」段階の会社に向きます。

弱点は、集計や他システムとの連携を求めると物足りなくなることです。

4. Pace(ペース)|日報から工数を出す

提供:Leapy Inc.

項目内容
料金1人550円/月(税込)。年払いで1か月分お得。必要な人数分だけ契約
初期費用記載なし
無料期間無料トライアルあり

日報に「どの案件に何時間」を入れると、そのまま工数管理になります。制作会社や受託開発のように、案件ごとの採算を見たい会社向けです。

弱点は、時間を入れる手間がある分、記録だけしたい現場には向かないことです。

5. houren.so(ホウレンソウ)|写真で報告する

提供:株式会社Brassica

項目内容
料金フリープラン0円(1ユーザー・3グループ・300MB)。組織で使うビジネスプランは要問い合わせ
初期費用要問い合わせ

写真にコメントを付けて報告する形で、現場の状況を文章にしなくて済みます。写真に矢印や線を描き込めるので、「ここが」を伝えやすい。建設・設備・保守の現場向きです。

弱点は、組織で使う場合の料金が公開されていないことです。導入前に問い合わせが要ります。

6. kintone(日報アプリ)|日報を業務の一部にする

提供:サイボウズ株式会社

項目内容
料金ライトコース1,000円、スタンダードコース1,800円/月(1ユーザー・税抜)。10ユーザーから
初期費用なし
無料期間30日間(スタンダード)

日報の専用ツールではなく、日報アプリをテンプレートから作る形です。顧客管理・案件管理・問い合わせ管理と同じ場所に日報を置けるので、日報が孤立しません。項目を自分で決められるのが強みです。

弱点は、最初に設計する人が要ることと、10人からという下限です。

7. LINE WORKS|連絡と一緒に日報を回す

提供:LINE WORKS株式会社

項目内容
料金フリー0円(30人まで)。スタンダード450円/月(年額契約)・540円/月(月額契約)。アドバンスト800円/月(年額契約)〜
初期費用なし
無料期間30日間(有償プラン)

専用の日報機能があるわけではなく、トークやノート、掲示板で日報を回す使い方です。現場のスタッフがLINEに慣れているなら、新しいアプリを覚えなくて済みます。30人まで無料なので、まず試すには十分です。

弱点は、日報が会話に流れて、あとから探しにくくなることです。件名や書式を決めて運用する必要があります。

8. Knowledge Suite(ナレッジスイート)|営業日報とSFAを一体で

提供:ブルーテック株式会社

項目内容
料金SFAスタンダード55,000円、SFAプロフェッショナル85,000円、SFAエンタープライズ155,000円/月。ID数無制限
初期費用要問い合わせ

営業日報が顧客・商談・スケジュールとつながる、SFA一体型です。ID数が無制限なので、人数が多いほど1人あたりは下がります。営業の数字を組織で管理したい会社に向きます。

弱点は、月55,000円からという固定費で、10人以下の営業組織には重いことです。

業種別に見るポイント

営業日報

訪問先・商談の状況・次にやること・見込み金額。この4つが顧客ごとに積み上がっていくかどうかで、営業日報の価値が決まります。人数が少なければkintone、営業組織として数字を追うならKnowledge Suite、まず書く習慣を作るならgamba!です。

作業日報・建設日報

工事名・作業内容・人数・進捗・安全確認・写真。写真が複数枚付けられること、現場でスマホから書けることが最低条件です。houren.soのように写真が主役のツールか、kintoneのように項目を自分で決められるツールが合います。

運転日報

トラック運送(緑ナンバー)の事業者は、貨物自動車運送事業輸送安全規則の第8条で、乗務の開始・終了の地点と日時、休憩の地点と日時、走行距離などの記録が義務づけられ、1年間の保存が求められています。アプリで管理するなら、あとから書き換えた記録が分かること、1年以上残ることを確かめてください。汎用の日報アプリでは項目が足りないことが多く、運行管理向けの製品か、項目を自由に決められる仕組みが要ります。

製造日報・店舗の日報

生産数・不良数・停止時間のように数字が中心なら、プルダウンと数値入力で済む画面にして、集計まで自動にするのが要点です。店舗なら来店数・売上・お客様の声。数字の集計が目的になるほど、専用ツールよりkintoneや自社の仕組みが合ってきます。

選び方の判断フロー

日報アプリの選び方:5つの質問で決まる

順番に答えていくと、候補が1〜2つに絞れます。

  1. 5人以下? → 日報くん、LINE WORKSのフリー、houren.soのフリー
  2. 読んでコメントを返す人がいる? → gamba!、nanoty
  3. 時間を数字にしたい? → Pace
  4. 顧客・案件と結びつけたい? → kintone、Knowledge Suite
  5. 項目が特殊、他システムとつなぎたい? → 自社に合わせて作る

SaaSで足りないときは、自社に合わせて作る

既製のアプリで困るのは、次のような場合です。

  • 営業日報と作業日報を1つの仕組みで管理したい
  • 販売管理や勤怠など、いまあるシステムから日報に数字を引きたい
  • 日報の内容を帳票(作業報告書・請求の元データ)にそのまま出したい
  • 運転日報のように、法令で決まった項目と保存の形がある

当社では、こういう場合に日報の仕組みを業務に合わせて作っています。初期費用0円・月額1万〜3万円(税別)が日報・帳票まわりの目安で、稼働するまで課金は始まりません。建設・設備の会社では、現場の情報をWebで入力して指定の様式の帳票に出すシステムを、この帯で運用しています。

日報の文面をAIに下書きさせる流れは、記事の上のデモ(文書の自動生成)で試せます。箇条書きのメモを入れると報告書の形になります。

範囲を聞いたうえで、先に金額をお伝えします。「既製で足りるならそう言う」ので、相談だけでも構いません。お問い合わせはこちら。

よくある質問

Q. 無料で使える日報アプリはありますか?

A. LINE WORKSのフリープラン(30人まで)、houren.soのフリープラン(1ユーザー・3グループ)があります。日報くんも5名で月990円と低額です。まず紙とExcelをやめる段階なら、この3つで足ります。

Q. 日報アプリの料金はどう比べればいいですか?

A. 「1人いくら」と「人数枠でいくら」の2種類があります。人数枠型(nanoty・日報くん)は枠の上限近くで使うと安く、枠の下限だと割高に見えます。自社の人数を当てはめて、月の総額で比べてください。

Q. 運転日報はアプリで管理していいのですか?

A. 記録の義務は「記録して1年間保存すること」であって、紙に限定されていません。ただし、記録の項目が規則で決まっているので、汎用の日報アプリでは項目が足りないことがあります。運行管理向けの製品か、項目を自由に決められる仕組みを使い、書き換えの履歴が残るようにしてください。

Q. AIで日報を要約したり、書かせたりできますか?

A. できます。ただし、この記事の8つのうち、AIによる要約や下書きを公式ページで機能として明記しているものは多くありません。必要なら、契約前に「AIの機能があるか、追加料金か」を確かめてください。当社の自社開発では、日報の下書きと要約をAIに任せ、人が確認して出す形をよく作ります。

Q. 日報アプリを入れても定着しません。どうすればいいですか?

A. 原因のほとんどは「読む人がいない」です。まず、誰が毎日読んでコメントを返すかを決めてください。次に、項目を減らして選択式にし、スマホで2〜3分で書ける形にします。この2つをやってから、ツールを変えるかどうかを考えても遅くありません。

まとめ

  • 日報アプリは、料金より先に「誰が読むか・何に使うか」で選ぶ
  • 5人以下は日報くん・LINE WORKS、読み合う文化はgamba!・nanoty、工数はPace、顧客・案件と一体ならkintone・Knowledge Suite、写真中心ならhouren.so
  • 運転日報は法令で記録項目と1年保存が決まっている
  • 項目が特殊で既製で合わないなら、初期費用0円・月額1万〜3万円で自社に合わせて作る選択肢がある

掲載内容の訂正・追加のご連絡はこちらへ。事実に関わる修正は無償で対応します。

参考にした資料

この記事を書いた人

佐藤 駿介

佐藤 駿介

Shunsuke Sato

代表 / Founder & Developer, 合同会社SAi

中小企業のAI・業務自動化を専門とする開発者。営業マンや下請けを介さず、ヒアリングから開発・運用まで一貫して直接対応。「月額1万円から始められる、本当に必要なAIだけ」をモットーに、フルスクラッチ開発を中小企業の手の届く価格で提供している。

どれも少し合わない、という場合

既製品の料金単位や、自社の流れに合わない部分を確認したうえで、追加開発も比較できます。当社は、いま使っているExcelや帳票の流れに合わせて、必要な機能だけを初期費用0円・月額1万円〜(税別)で作ります。既製品で足りるなら、その旨を正直にお伝えします。

合うツールがなかった場合、この場で「こういうのが欲しい」と書いて送れます

1営業日以内に返信します。内容を伺う前にNDAを結ぶこともできます。

この記事は編集方針にもとづいて作成しています。 PR掲載について