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経費精算システム8社比較|料金・承認・会計連携で選ぶ

公開: 2026/03/13 / 最終更新: 2026/10/14 / By 佐藤 駿介
読了時間: 約9分
約4,342文字

結論(要点)

経費精算システムは、利用人数・申請件数・承認ルート・既存の会計ソフトをそろえて比較します。最小月額だけでなく、OCRや連携の追加費用、初期設定、契約期間を含む総額が判断材料です。申請の自動化と、銀行への送金実行は分けて確認してください。

経費精算の自動化:こう動きます(約15秒・音は出ません)

自分で触ってみる(登録不要)

領収書の写真から日付・金額・科目を読み取って仕訳にするまでの流れを、そのまま触って確かめられます。

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経費精算AI

領収書を選ぶか、経費を話すように1文で入れてください。品目と金額を読み取り、勘定科目・領収書・承認ルート・仕訳まで作ります。

撮影した領収書の代わりです。実際は写真から生成AIが店名・日付・金額を読み取ります。押して選んでください(複数可)。

2. 読み取り結果(直せます)

これはデモです。貴社の様式・業務に合わせて作る場合は初期費用0円・月額1万円〜(税別)、稼働するまで課金なし。デモページで大きく見る →この仕組みについて相談する →
この記事の目次

経費精算システムを選ぶために、8社の料金と利用条件を比べます。申請・承認・会計連携をどこまで任せるかを先に決め、同じ人数・件数で見積もりを取るための比較です。

比較する範囲は、経費の申請・承認・会計連携

ここでは、従業員の経費申請を集め、承認し、会計データへ渡すシステムを比較します。銀行への振込を実行する機能は、契約するサービス・連携先・承認条件を別に確認してください。

料金は、人数・申請件数・OCR・会計連携・サポートを同じ条件にそろえて比較します。下表は2026年10月9日の掲載時に確認した料金です。今回の構成整理で料金調査日を更新したものではありません。

主要8サービス比較

料金まとめ表

2026年10月時点で各社の公式サイトに載っている金額です(税抜)。

サービス初期費用月額課金方式向く規模
invox経費精算0円1,980円〜+300円/アクティブユーザー基本+人数小規模〜中小
ジョブカン経費精算0円400円/ユーザー(最低5,000円)人数中小
マネーフォワード クラウド経費0円2,480円〜(年払い)、6名以上は+500円/人基本+人数小規模〜中小
TOKIUM記載なし基本1万円〜+証憑の件数基本+従量・人数無制限中小〜大企業
freee支出管理記載なし19,800円(年払い)+650円/人基本+人数中小〜中堅
バクラク経費精算記載なし3万円〜(年間契約・一括払い)固定中小〜中堅
楽楽精算10万円3万円〜(従業員数で変動)固定+規模中堅〜大企業
Concur Expense Standard公式サイトで確認公式サイトで確認(個別見積もり)人数中堅〜大企業

出典:invox/ジョブカン経費精算/マネーフォワード クラウド経費/TOKIUM/freee支出管理/バクラク経費精算/楽楽精算/SAP Concur(いずれも2026年10月9日確認)


1. 楽楽精算(ラクス)

特徴:

  • ラクスグループ全体でのべ108,000社以上の契約(2026年3月末、公式サイト)
  • 領収書OCR読取・交通系ICカード連携が充実
  • 2025年12月にAIエージェント機能(β版)提供開始

AIエージェント機能(2026年注目): 領収書・クレカ明細・過去申請履歴をAIが横断解析し、精算申請伝票を自動作成。手入力をほぼゼロ化。2026年内に正式リリース予定。

料金(税抜・2026年10月時点):

  • 初期費用:100,000円
  • 月額:30,000円〜(従業員数とオプションで変動。プラン別の金額は料金表の請求が必要)

こんな企業におすすめ: サポートの充実度を重視する中堅〜大企業


2. マネーフォワード クラウド経費

特徴:

  • 申請→承認→仕訳→振込まで一元管理
  • 銀行口座・クレジットカードとのAPI自動連携が強み
  • 会計・給与・請求書など他のマネーフォワードサービスとシームレスに統合

料金(税抜・2026年10月時点):

  • 初期費用:0円
  • ひとり法人プラン:2,480円/月(年払い)、月払い3,980円
  • スモールビジネスプラン(3名以下):4,480円/月(年払い)、月払い5,980円
  • ビジネスプラン(4名以上):6,480円/月(年払い)、月払い7,980円。6名以上は1名500円/月を加算
  • 課金対象は「その月に経費の登録や申請をしたアクティブユーザー」。管理・承認権限者は操作がなくても対象。2027年6月に料金体系の一部改定予定

こんな企業におすすめ: マネーフォワード会計を使っている小規模〜中小企業。人数が少なく繁閑差がある会社


3. freee支出管理(旧 freee経費精算)

特徴:

  • 会計・人事労務との統合エコシステム
  • AI仕訳機能:銀行口座・クレカデータを自動取得し勘定科目を自動提案
  • 経費精算に加えて購買申請・支払依頼のワークフローが同じ画面に入っている

料金(税抜・2026年10月時点):

  • 初期費用:公式サイトに記載なし
  • 支出管理(ワークフロー機能付・年払い):19,800円/月+650円/人(当月に申請・承認をしたIDが対象)
  • 小口現金(年払い):18,000円/月、2口座目以降は1口座18,000円

こんな企業におすすめ: freee会計を使っている個人事業主〜中小企業


4. バクラク経費精算(LayerX)

特徴:

  • 自社開発のOCRで領収書を読み取り、最大100枚を一括アップロード
  • 電子帳簿保存法・インボイス制度対応が強み
  • 申請・請求書受取・カードなど「バクラク」シリーズと同じ基盤

料金(税抜・2026年10月時点):

  • 初期費用:公式サイトに記載なし
  • 月額:30,000円〜。年間契約で12か月分を一括払い

こんな企業におすすめ: 領収書の量が多く、入力精度を重視する中小〜中堅企業


5. TOKIUM

特徴:

  • アカウント数無制限。人数が増えても追加料金なし
  • 2026年夏:支払金額・税額・支払先照合の自動承認機能リリース予定

AIエージェント(2026年注目): 経費承認・出張手配の自動化に特化した「経理AIエージェント」を展開。自動承認で目視確認作業を大幅削減。

料金(税抜・2026年10月時点):

  • 基本利用料:月1万円〜。これに証憑の件数に応じた従量料金が加わる
  • 初期費用:項目はあるが金額は料金表の請求が必要

こんな企業におすすめ: 人数が多く、人数課金を避けたい会社。件数が少なければ中小でも安く収まる


6. Concur Expense Standard(SAP)

特徴:

  • 出張管理と経費精算を一つの基盤で扱える
  • Standard版は中堅・中小向けにウィザード形式で導入できる作り

料金(2026年10月時点):

  • 公式サイトに金額の掲載なし(個別見積もり)。比較サイトには月額3万円前後・初期費用0円の掲載があるが、公式の数字ではないため契約前に確認を

こんな企業におすすめ: 出張管理と経費精算を一元管理したい中堅企業


7. invox経費精算

特徴:

  • 基本料金が小さく、使った人数分だけ払う方式
  • 請求書受取・発行など他のinvoxサービスと同じ画面で使える
  • 領収書のデータ化はアクティブユーザー数×30件/月まで追加料金なし

料金(税抜・2026年10月時点):

  • 初期費用:0円
  • ミニマム(仕訳生成・ワークフロー不要):1,980円/月
  • ベーシック(仕訳生成・ワークフロー付き):9,800円/月
  • プロフェッショナル:29,800円/月
  • 全プラン共通:1アクティブユーザーあたり300円/月(例:ベーシックで10名なら12,800円)

こんな企業におすすめ: 小規模〜中小企業でコストを最優先にしたい企業


8. ジョブカン経費精算

特徴:

  • 1ユーザー単位の課金で、少人数ほど安い
  • 勤怠・給与・採用など他のジョブカンシリーズと連携
  • タイムスタンプ、AI-OCRはオプション(各1ユーザー100円)

料金(税抜・2026年10月時点):

  • 初期費用・サポート費用:0円
  • 月額:400円/ユーザー(最低利用料金5,000円/月)

こんな企業におすすめ: ジョブカンシリーズを使っている中小企業


掲載内容について:料金・機能は2026年10月9日に各社の公式サイトで確認したものです。改定や誤りがあればこちらからご連絡ください。確認のうえ訂正します。


経理全体の自動化を検討している場合

経費精算と、請求書の受取・支払い・入金照合は別の工程です。この比較では申請・承認・会計連携に対象を絞ります。経理全体をつなぐ場合は、権限や承認を含めて別に設計します。

中小企業向け:選び方のポイント

必ず確認すること

  1. 電子帳簿保存法・インボイス制度に関わる機能(自社に必要な保存・確認要件と照合)
  2. 既存会計ソフトとのAPI連携(freee・マネーフォワード・弥生など)
  3. OCR精度(領収書の手入力をどこまで減らせるか)
  4. スマートフォン対応(外出先から申請できるか)
  5. 最低アカウント数の縛り(少人数でも使えるか)

規模別おすすめ

規模候補月額の目安(2026年10月の公式料金から試算)
〜10名invox、ジョブカン、マネーフォワード5,000円〜1万円
10〜30名invox、マネーフォワード、TOKIUM1万〜2万円
30〜100名freee支出管理、バクラク、TOKIUM3万〜5万円
100名〜楽楽精算、バクラク、TOKIUM、Concur3万円〜(見積もり)

よくある質問

Q. 月額だけで比較してよいですか?

基本料金、利用人数、申請件数、オプション、初期設定、契約期間をそろえて比べてください。表示されている最小料金で自社の要件を満たせるとは限りません。

Q. 経費精算と銀行振込は、同じ機能ですか?

申請・承認・会計データ作成と、銀行で実際に送金する処理は分けて確認します。振込データの出力と送金実行も同じではありません。

Q. 自社の承認ルートに合わない場合はどうしますか?

既製品の設定で対応できるかを先に確認します。独自の分岐や基幹システムとの連携が必要なら、追加開発も含む総額で比較してください。

まとめ

経費精算システムは、2026年10月時点の公式料金で月5,000円〜3万円超まで幅があります。決め手は自社の人数・既存の会計ソフト・承認ルートの複雑さです。

既製で足りるか、作るか

8社のどれかで足りるのは、次の条件がそろう会社です。

  • 承認ルートが「申請者 → 上長 → 経理」のように標準的
  • 会計ソフトがfreee・マネーフォワード・弥生など、各社が連携を用意しているもの
  • 経費の種類が一般的(交通費・接待費・備品)で、独自の精算ルールが少ない

逆に、次のどれかに当てはまるなら、既製のシステムに業務を合わせるより、業務に合わせて作る方が安く済むことがあります。

  • 承認ルートが部署・金額・案件ごとに変わる
  • 自社の基幹システム(販売管理・工事台帳など)と経費を突き合わせたい
  • 人数課金が合わない(繁忙期だけ人が増える、アルバイトが多い)

当社の場合、初期費用0円・月額1万円〜(税別)で、御社の承認ルートと既存システムに合わせた経費精算の仕組みを作ります。概算は作りたいものを選ぶだけで出ます。稼働するまで課金は始まりません。

合同会社SAiの支払い自動化サポート


関連記事:

実際の処理を試す

経費精算デモで、領収書の読み取りから確認・仕訳までを試せます。サンプル画面であり、実際の会計連携は別途設計します。

掲載内容の訂正・追加のご連絡はこちらへ。事実に関わる修正は無償で対応します。

この記事を書いた人

佐藤 駿介

佐藤 駿介

Shunsuke Sato

代表 / Founder & Developer, 合同会社SAi

中小企業のAI・業務自動化を専門とする開発者。営業マンや下請けを介さず、ヒアリングから開発・運用まで一貫して直接対応。「月額1万円から始められる、本当に必要なAIだけ」をモットーに、フルスクラッチ開発を中小企業の手の届く価格で提供している。

どれも少し合わない、という場合

既製品の料金単位や、自社の流れに合わない部分を確認したうえで、追加開発も比較できます。当社は、いま使っているExcelや帳票の流れに合わせて、必要な機能だけを初期費用0円・月額1万円〜(税別)で作ります。既製品で足りるなら、その旨を正直にお伝えします。

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