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ボイスメモの録音を議事録にする方法|案件ごとに整理

公開: 2026/10/30 / By 佐藤 駿介

結論(要点)

ボイスメモの録音を議事録にするには、録音のアプリを新しく入れず、今の録音の音声ファイルを共有フォルダやメールで渡す形にすると続く。文字起こしのあと、要点・決まったこと・やること(担当・期限)の3つにまとめ、どの案件の話かをAIが振り分ける。案件名が出てこない会話は、AIが候補を出して人が決める。会議だけでなく数分の打ち合わせや立ち話も同じ形で残せる。実例は月額2万円(税別)+AIの利用料で、中小企業で実運用中。

この記事の目次

会議や打ち合わせを、スマホのボイスメモで録っている人は多いです。ただ、録った音声は聞き返されないまま残り、記録を取る人によって書き方もばらばらになります。あとから「あの案件で何が決まったか」を探すと、人の記憶頼みになります。

この記事では、ボイスメモの録音を議事録にして、案件ごとに整理して残す方法に絞って書きます。文字起こしのツールの比較は議事録の自動作成ツールの比較にあります。費用は当社の実例をもとにした計算例です。

結論:録音は今のまま、渡す先を1つ決める

ボイスメモの録音を議事録にするいちばんの近道は、録音のアプリを新しく入れず、今の録音の音声ファイルを渡す先を1つ決めることです。

録音のアプリを変えると、現場の人が使わなくなります。スマホのボイスメモ、ICレコーダー、会議ツールの録音など、今の方法で録った音声ファイルを、共有フォルダに入れる・メールで送る、のどちらかに決めます。あとの文字起こし・まとめ・整理は、仕組みの側で行います。

議事録は3つにまとめる

文字起こしをそのまま配っても、読まれません。文字起こしは残しつつ、次の3つにまとめます。

まとめ中身例
要点話した内容の要約改修は配線の追加で工期が2日のびる見込み
決まったことその場で決定した事項取引先へ工期の変更を今週中に連絡する
やること担当と期限つき工期変更の連絡(田中・10/30まで)

「やること」に担当と期限が付くと、議事録が記録から行動の一覧に変わります。話した人ごとに文字起こしが分かれていると、誰が決めたかも追えます。

案件ごとに振り分ける

議事録が増えると、日付順に並んでいるだけでは探せません。どの案件・プロジェクトの話かをAIが判断して振り分け、案件ごとのフォルダにまとめます。

振り分けの材料は、会話に出てくる案件名や取引先名と、その案件の過去の記録との一致です。1本の会議に複数の案件の話が混ざることもあるので、やることごとに案件を持たせ、両方の案件から見られるようにします。

案件名が一度も出てこない会話(「来月の件」とだけ呼んでいるなど)は、AIが候補を出して人が決めます。AIの振り分けが外れることはあるので、あとから直せる前提にします。

案件ごとにまとまると、「丸山製作所の改修で決まったことは?」のように案件で探せます。まだ終わっていないやることも、案件ごとに一覧になります。

小さな打ち合わせも同じ形で残す

会議だけでなく、現場での数分の立ち話や、取引先との短い打ち合わせも、同じ形で残せます。短い打ち合わせほど記録が残りにくく、あとで「言った・言わない」になりやすい場面です。

実例では、週1回の定例会議だけでなく、小さなミーティングの記録にも使われています。録音のファイルを渡すだけなので、現場の人の手間は増えません。

費用を計算例で見る

当社の実例です。計算例であり、平均や相場ではありません。

  • 業種:中小企業(会議と小さな打ち合わせの記録)
  • 作ったもの:音声ファイルの受け取り→文字起こし→要点・決まったこと・やること→AIが案件ごとに振り分け→案件ごとの一覧
  • 費用:月額2万円(税別)・初期費用0円。AIの利用料はお客様の負担
  • 稼働中(2026年10月時点)

1年間の計算例は、月額2万円×12か月=24万円(税別)に、AIの利用料を足したものです。AIの利用料は録音の長さで変わります。週に2〜3時間分の録音なら月に数百円から数千円の範囲が目安ですが、使うAIと量で変わります。

向かないケース

  • 雑音が多い場所や、何人も同時に話す録音ばかりの場合。文字起こしが乱れ、まとめの質も下がる
  • 録音そのものの習慣がない場合。まず「打ち合わせは録る」を決めるところからになる
  • 案件やプロジェクトの区切りがない仕事の場合。振り分ける先がないので、日付順の議事録だけになる

よくある質問

iPhoneのボイスメモの文字起こし機能で足りませんか?

文字起こしだけなら足りることがあります。足りないのは、そのあとです。要点・決まったこと・やることにまとめる、案件ごとに振り分ける、あとから案件で探す、の部分は、文字起こしの機能にはありません。録音が週に数本以上あり、案件が複数あるなら、仕組みにする価値があります。

社外のAIに会議の音声を送って大丈夫ですか?

会議の中身によります。取引先の名前や金額が出る会議なら、送る前に名前を伏せる、または社内のPCで動くAI(ローカルLLM)を使う、という選び方があります。扱いの決まりを先に決めてから始めるのが安全です。

録音のアプリを作ってもらうことはできますか?

できますが、おすすめしていません。現場の人が新しいアプリを使い続けるのは難しく、今の録音の方法をそのまま使うほうが続きます。アプリを作らない分、費用も抑えられます。

当社では、音声ファイルから議事録を作り案件ごとに整理する仕組みを、初期費用0円・月額2万円(税別)から作っています。流れはAI議事録のデモで触れられ、実例はAI議事録の事例にまとめています。

この記事を書いた人

佐藤 駿介

佐藤 駿介

Shunsuke Sato

代表 / Founder & Developer, 合同会社SAi

中小企業のAI・業務自動化を専門とする開発者。営業マンや下請けを介さず、ヒアリングから開発・運用まで一貫して直接対応。「月額1万円から始められる、本当に必要なAIだけ」をモットーに、フルスクラッチ開発を中小企業の手の届く価格で提供している。

同じものを、御社の業務に合わせて

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