こういう相談への答え
「請求書や見積書をメールで送ったあと、相手が見たかどうかを知りたい」
できます。ただし「開封=読んだ・了承した」ではありません。分かるのは「まだ見ていない」と「見たうえで止まっている」の違いまでです。それでも、この2つを分けられるだけで、再送するのか、期日の確認を入れるのかが決まります。
方法は4つあります。メールソフトの開封確認は相手が断れます。本文に入れる小さな画像は、画像を表示しない設定で未開封に見え、Appleの「メールプライバシー保護」では開いていなくても開封に見えます。確実なのは、書類を添付せずリンクから開いてもらい、開いた操作そのものを記録する方式です。請求書の発行サービスにも同じ機能があり、請求書だけならそれで足りることがあります。
当社が作るのは、見積の確定から請求書の発行、開封の記録、未収の知らせ、督促メールの下書きまでを1つにした仕組みです。下の画面は、その入口にあたる「受注データから請求書を作る」部分です。
- 初期費用
- 0円
- 月額(請求書・帳票まわり)
- 1万〜3万円(税別)
- 下の実例
- 月額3万円
- 期間
- 約1か月
- 課金開始
- 稼働してから
- 別途
- メール送信サービス・生成AIの実費
4つの方法の違い
| 方法 | 確かさ | 分からない場面 | 向いている書類 |
|---|---|---|---|
| ① メールソフトの開封確認 | 低い | 相手が承認しない・返さない設定にできる。Gmailは仕事用アカウントのみ | 社内・付き合いの長い相手 |
| ② 本文の小さな画像 | 中 | 画像を出さない設定では未開封に見える。Appleの設定では開いていなくても開封に見える | 大量に送る案内 |
| ③ リンクから書類を開いてもらう | 高い | メールのリンクを開かない方針の会社がある。添付も選べるようにしておく | 見積書・請求書 |
| ④ 請求書発行サービスの機能 | 高い | 対象は請求書だけ。見積や営業のフォローとはつながらない | 請求書だけで足りる会社 |
仕組みと限界の詳しい説明は メールの開封確認|4つの方法と限界 に書いています。
動く画面:受注データ → 請求書
AI請求書生成
自由な文章から請求書を自動生成
- • 顧客情報(会社名、担当者、連絡先)
- • 商品・サービス内容と金額
- • 数量・単位の認識
- • 合計金額の自動計算
AI請求書生成
左側に例文が入力済みです
「AIで請求書を自動生成」ボタンを押してください
体験のポイント:
自由な文章がAIによって構造化された請求書に変換されます
開封の記録は送ったあとの仕組みなので、この画面には出ません。実際の構成は下の実例に書いています。
同じ相談から作った実績
顧客名は秘密保持のため非公開ですが、対象業務・実装範囲・運用状況・対応できない条件まで書いています。
見積・請求・入金管理の一元化+請求書メールの開封記録
IT受託開発会社(社員5名)
見積・請求・入金を、エクセルとメールと会計ソフトでばらばらに管理していた。請求書をメールで送っても、相手が見たのかどうかが分からず、入金が遅れている理由が「見ていない」のか「見たうえで止まっている」のかを切り分けられなかった。
- —未収金の回収率が80% → 97%に改善。請求書メールの開封が分かるようになったことが効いた
- —経理担当の作業時間が月20時間 → 4時間
- —実運用中(2026年9月時点)
実運用中(2026年9月時点)・月額3万円・開発約1か月・1名
詳細を見る →進め方
- 1いまの送り方を聞く。見積・請求・入金をどの道具で管理しているか、月に何通送るか、取引先がリンクを開ける相手かどうか。ここで、既製のサービスで足りるならそう言います。
- 2範囲と金額を先に出す。請求書だけか、見積書も含めるか、未収の知らせと督促の下書きまで入れるか。範囲が決まれば金額は先にお伝えします。
- 3いまの様式のまま作る。請求書のレイアウト、会計ソフトへの受け渡し(CSV)、取引先への案内文までそろえます。
- 4稼働してから課金開始。請求の発行から開封の記録、未収の知らせまでが回るようになってから月額が始まります。
向かないケース
- —請求書だけで、見積や営業とつなぐ予定がない場合。マネーフォワード クラウド請求書や楽楽明細の確認状況の機能で足ります。作るより早くて安いです。
- —取引先の多くが、メールのリンクを開かない方針の会社の場合。添付との併用になり、その分の開封は分かりません。
- —開封の記録を、相手に突きつける使い方をしたい場合。「○日に開封されていますよね」という使い方は関係を壊すので、お受けしません。記録は社内の判断材料です。
よくある質問
- Gmailの開封確認ではだめですか?
- Gmailの開封確認は、仕事用・学校用のアカウント(Google Workspace)でしか使えず、相手が承認したときだけ確認が届きます。Outlookも相手が返さない設定にできます。返ってこなくても「見ていない」とは言えないので、請求書や見積書の確認には向きません。
- 相手に「見られている」と気づかれませんか?
- 本文の画像やリンクで記録する方法は、相手の画面に確認は出ません。ただし、気づかれないことを目的にするのはおすすめしません。「お支払いの行き違いを防ぐために、書類の確認状況を記録しています」と、取引先への案内やプライバシーポリシーに書いておくほうが安全です。
- 請求書だけなら、既製のサービスで足りますか?
- 足りることが多いです。マネーフォワード クラウド請求書や楽楽明細には、取引先が帳票を確認したかが分かる機能があります。自社の仕組みに組み込むのが合うのは、見積書や提案書の開封も知りたい、開封の情報を入金の管理や営業のフォローとつなげたい、すでに自社の見積・請求のシステムがある、という場合です。
- 「開封された」のに入金がありません。
- 開封は「読んだ」でも「了承した」でもありません。分かるのは「見ていない」と「見たうえで止まっている」の違いまでです。見ていないなら再送、見たうえで止まっているなら期日の確認、と連絡を分けられるのが、この仕組みの価値です。
- 費用と期間は?
- 初期費用0円・月額制(税別)です。開封の記録は、見積や請求の管理とつなげて初めて役に立つので、金額はつなげる範囲で決まります。請求書・帳票まわりは月額1万〜3万円が目安で、下の実例は月額3万円です。開発は、見積・請求・入金の管理を含めて約1か月。稼働するまで課金は始まりません。
- 今の請求書の様式や会計ソフトは変えなくていいですか?
- 変えなくて構いません。いまの様式でPDFを出し、会計ソフトにはCSVで渡します。会計ソフト側がCSVもAPIも受け付けない場合は、入金の照合だけ手入力が残ります。
作っている人から
合同会社SAiの佐藤です。上の実例は、先方から「請求書のメールを相手が開封したかも分かるようにしてほしい」と言われて作りました。入金が遅れている理由が「見ていない」のか「見たうえで止まっている」のかが分かるだけで、督促の電話が減り、回収率が上がりました。いまの送り方を聞かせてもらえれば、サービスで足りるか、作ったほうがいいかをその場で答えます。