こういう相談への答え
「営業メールの返信待ちや対応漏れを、担当者に聞かなくても分かるようにしたい」
できます。入力の要らない案件ボードにするのが答えです。担当者それぞれのメールを、既存のメールサーバーからIMAPで読み取り、相手ごとに束ねて、「自社対応待ち」「相手の返信待ち」「対応完了」に分けます。代表やマネージャーは、担当者に1人ずつ聞かなくても、誰の案件が何日止まっているかを見渡せます。
CRMで同じことをしようとすると、担当者の入力が続かずに止まります。この仕組みは、最後にどちらが送ったかと日付から状態を判定するので、入力がありません。しばらく止まった未完了の案件は「フォロー候補」に移り、毎朝、返信が必要な案件と一緒に担当者へ届きます。
要点と次の一手は生成AIが作りますが、守秘契約のある案件は、チェック1つで以後のメール本文をAIに送らない設定にできます。下の画面は架空の会社の朝の画面で、そのまま触れます。
- 初期費用
- 0円
- 月額(案件ボード+専用メーラー)
- 5万円(税別)
- 月額(商談の録音+AIエージェントまで)
- 8万円(税別)
- 期間
- 約3週間〜2か月
- 課金開始
- 稼働してから
- 別途
- AI API・サーバーの利用料
動く画面:メールから作る案件ボード
まず「新着メールを取り込む」を押してください。案件を押すと、やり取りと、AIがまとめた要点が出ます。右上の「全員」が管理者向けの表示です。
けさの通知(管理者向け・全員分)
- 北斗物流:内訳を分けた見積書を、あす中に田中から送る。
- みなと会計事務所:連携できる範囲を1枚にまとめて返信する。3日止まっているので今日中に。
- 青葉メディカル:返信が必要です(内容はAIに送っていません)
- ひかり学習塾:相手の返信が6日ありません
- 大和フーズ:相手の返信が9日ありません
自社対応待ち(3)
こちらが返す番
相手の返信待ち(3)
日数が延びたら一押し
フォロー候補(2)
30日以上止まっている未完了の案件
対応完了(1)
※ 画面の会社名・人名・メールはすべて架空です。
Google Workspace・一般のCRMとの違い
| Google Workspace Gmailのラベル・スヌーズ | 一般のCRM 入力型 | この仕組み 月額5万円・初期0円 | |
|---|---|---|---|
| 案件の状態 | 各自が手でラベルを付ける | 担当者が入力する | 送受信の日付から自動で判定 |
| 他の担当者の案件 | 本人の受信箱しか見えない | 入力されていれば見える | 代表・マネージャーが横断して見える |
| 止まっている案件 | スヌーズを各自が設定 | 更新日で並べ替え | 日数で自動抽出。毎朝通知 |
| メール環境 | Gmailに限る | 連携は製品による | IMAP/SMTPの既存環境そのまま |
| AIに渡す範囲 | Geminiは管理者が全体で設定 | 製品による | 案件ごとに「送らない」を選べる |
同じ相談から作った実績
顧客名は秘密保持のため非公開ですが、対象業務・実装範囲・運用状況・対応できない条件まで書いています。2つ目は、この仕組みに商談の録音とAIエージェントを足した発展形です。
メール連携の案件管理(返信待ち・対応漏れの見える化)+専用メーラー
IT系ベンチャー(受託開発・20名規模)
営業メールの対応漏れや返信待ちの状況が、担当者に聞かないと分からなかった。案件のやり取りは担当者それぞれのメールに分散していて、どの相手が返信待ちで、どの相手にこちらが返す番なのかを、代表やマネージャーが一覧できる場所がなかった。CRMを入れても入力が続かない、という事情もあった。
納品済み・利用中。同じ仕組みを複数社で使用(2026年9月時点)
詳細を見る →商談の音声とメールをまとめる営業管理+営業マネージャー役のAIエージェント
健康機器の販売店(約30名)
営業の進み具合が、件数と担当者の報告でしか見えなかった。商談で何を話し、お客様が何と言ったかは担当者の頭の中にしかなく、マネージャーが1件ずつ聞き取らないと、次に何をすべきかを助言できなかった。結果として、売れる人のやり方が共有されず、営業が属人化していた。
実運用中。2026年8月から運用(2026年9月時点)
詳細を見る →進め方
- 1メール環境と人数を聞く。メールサーバーの種類(IMAP/SMTPで接続できるか)、担当者の人数、連携するアカウントの数。ここで金額が決まります。
- 2読み取り専用で試す。まず受信・送信済みを読むだけの接続で、ボードができるところまでを見てもらいます。メールは1通も送りません。
- 3判定の線と通知を合わせる。何日止まったら「フォロー候補」にするか、毎朝の通知を誰に出すか、AIに送らない案件の決め方を、現場の意見で調整します。
- 4稼働してから課金開始。必要なら、送受信までこの画面で行う専用メーラーに広げます。
向かないケース
- —やり取りの大半が電話・チャット・対面で、メールに残らない場合。ボードに出るのはメールにある案件だけです。
- —Gmailのメール本文をGoogleのAPIで読む構成しか取れない場合。年ごとの審査と第三者のセキュリティ評価が必要になるため、費用と期間が変わります。先に相談してください。
- —「時間が何%減るか」の数字を先に求められる場合。実例の会社では、時間削減率などの定量的な効果は計測していません。分かるようになったのは「誰の案件がどこで止まっているか」です。
よくある質問
- CRMを入れたのに、入力が続かなくてやめました。同じことになりませんか?
- なりません。この仕組みには入力がありません。受信メールと送信済みメールを定期的に取り込み、最後にどちらが送ったかと日付から「自社対応待ち」「相手の返信待ち」を判定します。担当者は普段どおりメールを使うだけです。判定が違うときだけ、手で直します。
- いま使っているメールソフトは、やめないといけませんか?
- やめなくて構いません。既存のメールサーバーにIMAPで接続して読み取るので、普段のメールソフトと併用できます。実例の会社では、試験運用の意見を受けて、送受信までこの画面で行う専用メーラーに広げました。
- Google Workspace(Gmail)でも使えますか?
- IMAPとSMTPで接続できるメール環境が前提です。Gmailのメール本文をGoogleのAPIで読み取る形は、Googleによる審査と第三者のセキュリティ評価が毎年必要になるため、構成を個別にご相談ください。Google Workspace自体には、メールから案件の状態を自動で判定する機能はありません。
- お客様とのメールを外部のAIに送るのが心配です。
- 案件ごとに「AIに送らない」のチェックを入れられます。チェックを入れた案件は、以後のメール本文が外部のAIに送られず、要点と次の一手は作られません。ボールの向きと日数は日付から判定するので、ボードには出続けます。守秘契約のある案件だけ外す、という使い方ができます。
- 電話や対面で決まったことは?
- ボードには出ません。メールに残っていない約束は拾えないので、電話で決めたことはメールで一言送っておく運用が要ります。商談の録音を取り込む構成(下の2つ目の実例)にすると、話した内容も案件に残ります。
- 費用と期間は?
- 初期費用0円・月額5万円(税別)が目安です。利用人数と、連携するメールアカウントの数で変わります。AI APIとサーバーの利用料は別途です。案件ボードまでで約3週間、送受信つきの専用メーラーまで含めると、さらに約1か月。商談の録音とAIエージェントまで足す構成は月額8万円(税別)です。
作っている人から
合同会社SAiの佐藤です。自社の営業メールも、同じ考え方の案件ボードで管理しています。CRMは「入力してくれれば見える」道具ですが、入力は続きません。メールを読むだけでボードができれば、続ける努力が要らない。それが、複数の会社で使われている理由だと思っています。メール環境を聞かせてもらえれば、使えるかどうかをその場で答えます。