こういう相談への答え

「SFA(営業支援システム)を入れたのに、営業が入力してくれない」

入力させるのをやめて、話した内容から溜まる形にするのが答えです。商談の音声を取り込むと、困っていること、予算の感触、外せない条件、次にやること、といった項目が自動で埋まります。営業は普段どおり商談をするだけで、入力の作業がありません。

いま使っているSFAは、解約しません。この仕組みはSFAの上に載せる形で、既存のCRMとはAPIでつなぎます。実例の会社でもSalesforceはそのまま使い続けていて、入れ直しは発生していません。

AIがまとめた内容は、保存される前に必ず人が見ます。確認したというチェックを入れるまで、保存のボタンは押せません。下の画面は架空の商談で、そのまま触れます。

初期費用
0円
月額
8万円(税別)〜
最低人数
なし
期間
約1〜2か月
課金開始
稼働してから
別途
AI API・サーバーの利用料
この相談をする(相談だけでも可)

動く画面:商談の音声から、記録が埋まるまで

「この録音を処理する」を押してください。左に会話が流れ、右の項目が勝手に埋まります。最後に確認のチェックを入れるまで、保存のボタンは押せません。

商談の録音(サンプル・13分)架空のサンプルです

話した内容

上のボタンを押すと、ここに会話が流れます。

営業の記録(だれも入力していません)

空のままです。

確認のチェックを入れるまで、保存のボタンは押せません

言われていないことは、空欄のまま残します。上の画面でも「決裁者の氏名」は商談で名前が出ていないため埋めていません。推測で埋めると、後から見た人が事実と区別できなくなるためです。

入力型のSFA・市販の商談解析ツールとの違い

入力型のSFA
Salesforce・kintone など
市販の商談解析ツール
MiiTel・amptalk・aiLead など
受託で作る場合
月額8万円・初期0円
記録の作り方担当者が入力する音声から自動で作る音声から自動で作る
最低人数製品による10〜15名からが多い
MiiTel Meetingsは1IDから
下限なし
いまのSFAこれ自体がSFA残す(連携できる製品が決まっている)残す。APIがあればつなぐ
項目の中身自社で設計できる製品が決めた項目自社の言い方・基準に合わせて作る
保存の前入力した時点で保存製品による人が確認しないと保存されない
サポートベンダーのサポート専任の担当がつく製品もある作った会社が直接。大人数の展開支援は手薄

市販ツールの条件は各社の公式サイト(2026年10月時点)によります。詳しくは商談の文字起こしツールの比較にまとめています。

同じ相談から作った実績

顧客名は秘密保持のため非公開ですが、対象業務・実装範囲・運用状況・対応できない条件まで書いています。社内の評価基準の中身は載せていません。

進め方

  1. 1いまのSFAと人数を聞く。使っている製品、APIでデータを出せるか、営業の人数、録音できる環境があるか。ここで金額が決まります。
  2. 2埋める項目を決める。いまSFAで入力している項目のうち、どれを音声から作るかを選びます。全部ではなく、入力が止まっている項目から始めるほうが続きます。
  3. 3数人で試す。まず数名ぶんの商談を取り込んで、出てきた記録を見てもらいます。言い方が合わなければ、ここで直します。
  4. 4稼働してから課金開始。必要なら、既存SFAとの双方向の同期や、上長が確認する画面まで広げます。

向かないケース

  • —商談を録音できない場合。相手の同意が取れない商材や、録音が禁じられている現場では成立しません。録音のないところから記録は作れません。
  • —50名を超える規模で、全社に一度に展開したい場合。導入支援やオンボーディングの体制は、市販の製品のほうが整っています。
  • —通話の品質そのものを分析したい場合(話す速度、沈黙の長さ、話し手の比率など)。この領域は専用の製品が作り込んでいるので、そちらが向いています。
  • —いまのSFAがAPIでデータを出せない場合。CSVの受け渡しになり、その場で反映されなくなります。
  • —人の確認を省きたい場合。保存の前に必ず人が見る設計にしているため、完全に自動で溜まる運用は想定していません。

よくある質問

いま使っているSFAは、解約しないといけませんか?
解約しません。この仕組みはSFAを置き換えるものではなく、その上に載せる形です。実例の会社でもSalesforceはそのまま使い続けていて、APIでデータをやり取りしているだけです。Salesforce側の画面やApexの開発は範囲に含めていません。入力の手間だけを減らして、いまの資産は残します。
入力してくれないのは、ツールのせいですか?
半分はそうです。ただ、別のSFAに乗り換えても同じことが起きやすいです。入力が続かない理由は「商談のあと、思い出しながら項目を埋める」という作業そのものにあるためで、画面が使いやすくなっても、その作業はなくなりません。ここを変えるには、入力する以外の方法で記録が溜まる形にする必要があります。
商談の音声を外部のAIに送るのが心配です。
取り込みを1件ずつ承認する方式にできます。実例の会社では、音声のアップロードは申請して承認を取る形にしていて、承認には期限があります。承認されていないファイルは処理されません。処理が終わった音声は、AI側から削除します。削除に失敗した場合でも、文字起こしの結果は残ります。
AIがまとめた内容が間違っていたら、どうなりますか?
保存される前に必ず人が見ます。内容を確認したというチェックを入れないと、保存のボタンが押せない作りにしています。直したいところはその場で書き換えられます。AIが出した時点では、SFAには何も書き込まれていません。
対面の商談でも使えますか?
使えます。スマートフォンやICレコーダーで録音したファイルを取り込む形と、その場で文字にする形の両方があります。実例の会社では、ブラウザのマイクから商談中に文字起こしする機能も使っています。録音を始める前に、相手の同意を確認するチェックを入れる作りにしています。
どのくらいの規模から頼めますか?
人数の下限はありません。市販の商談解析ツールは最低10〜15名からというものが多いのですが、受託で作る場合はその制約がありません。逆に、50名を超える規模で全社に展開したい場合は、市販のツールのほうがサポート体制の面で向いていることがあります。
費用と期間は?
初期費用0円・月額8万円(税別)が目安です。利用人数と、連携するシステムの数で変わります。AI APIとサーバーの利用料は別途です。期間は、音声の取り込みと記録の自動作成までで約1か月。既存SFAとの双方向の同期まで含めると、さらに1か月ほどを見ています。

作っている人から

合同会社SAiの佐藤です。SFAが使われないという相談は、ツールを替えても戻ってきます。入力という作業が残っているかぎり、忙しい時期に最初に落ちるのがそこだからです。実例の会社では、商談の音声から記録を作る形にして、いまは29名が毎日使っています。Salesforceは解約していません。いまお使いの製品と人数を教えていただければ、つなげるかどうかをその場でお答えします。

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