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商談の文字起こしツール比較|料金と契約条件【2026年】

公開: 2026/10/02 / By 佐藤 駿介
読了時間: 約13分
約6,658文字

結論(要点)

商談の録音を文字起こしして営業の記録に残すツールを、公式サイトで確認した事実だけで比較した(2026年10月2日時点)。MiiTel Meetings・amptalk analysis・aiLeadの3社とも月額は非公開で、MiiTelに至っては料金ページ自体が存在しない。代わりに公開されていたのは「最低何人から使えるか」と「どう払うか」で、少人数の会社にはこちらが先に効く。MiiTel Meetingsは1ID・単月契約から、amptalk analysisは最低10ユーザー・年間一括払い、aiLeadは15名から。営業が5人の会社なら、金額を聞く前に候補が1つに絞れる。連携先を公式に明記しているのはamptalkだけで、独自システムを使っている会社は3社とも対象外になりやすい。

商談の録音を文字起こしして、営業の記録に残すツールが増えました。SFAへの入力が続かない会社ほど、ここに期待が集まります。

ただ、調べ始めるとすぐ壁に当たります。どこも料金を公開していません。

この記事では、主要3社の公式サイトで確認できた条件だけを並べます。確認日は2026年10月2日です。価格の推測や、どこかの比較サイトから拾った数字は載せません。

結論を先に書きます。**3社とも月額は非公開でした。**代わりに公開されているのは「何人から使えるか」「どう払うか」で、少人数の会社にとっては、こちらのほうが先に効いてきます。

比較の前に:公開されていたのは金額ではなく「条件」だった

3社の公式サイトを見て、金額が書かれていたのは1か所もありませんでした。

公式サイトに書いてあったこと(2026年10月時点) 月額の金額 非公開 3社とも「お問い合わせ」 何人から・どう払うか 公開されている ここで候補が絞れる

最低何人から使えるか

MiiTel Meetings 1IDから amptalk analysis 10ユーザーから aiLead 15名から

営業が5人の会社なら、この時点で候補が1つに絞れます。金額を聞く前に決まってしまう部分です。

3社の条件(公式サイトで確認)

MiiTel Meetings(株式会社RevComm)

Web会議の解析を担当する製品です。同社にはほかに MiiTel Phone(電話)、MiiTel RecPod(対面)があり、用途ごとに製品が分かれています。

契約の単位1ID/単月契約から契約可能
初期費用0円〜(※導入支援に関する初期費用が発生する場合あり)
注意書き10ID以下を単月契約する場合は事務手数料が発生
月額記載なし(個別見積もり)
試用「まずは使ってみる(無料)」の導線あり

公式サイト全体を見ましたが、料金ページそのものがありませんでした。金額は資料請求か問い合わせで案内される形です。

少人数で試したい会社にとって、1IDから単月で始められるのは3社の中で唯一の条件です。

amptalk analysis(amptalk株式会社)

電話と商談を解析するツールです。ほかに amptalk coach(AIロープレ)、amptalk agent(メールAIエージェント)があります。

料金の構成初期費用 + 利用料 + オプション費用(プラン料金 × ユーザー数)
支払い年間契約。12か月分を一括で支払う
最低ライセンス10ユーザー
月額記載なし(「価格を問い合わせる」)

プランはBasicとProの2つで、Basicの時点で連携先が明記されています。

  • Web会議:Zoom/Microsoft Teams/Google Meet
  • IP電話:Zoom Phone/Dialpad
  • CRM:Salesforce/HubSpot
  • 通知:Slack/Microsoft Teams
  • 解析時間:月100時間/ユーザー

Proにすると、閲覧権限の管理、IPアドレス制限、Zoom入室時の質問とSalesforceへの自動転記、Zoomのリアルタイム解析が加わります。別オプションで、SoftBank・NTTドコモ・auの通話との連携もあります。

連携できる相手が公式に書かれているのは、3社の中でここだけでした。いま使っているツールが上の一覧にあるかどうかで、判断が早くなります。

aiLead(株式会社ailead)

商談と社内会議のデータを一元管理するツールです。

プランBasic/Middle/Enterprise の3つ
プランの違い機能差はなし。ID数・セキュリティ・サポート・コンサルティングの内容が異なる
最低人数15名から
料金の構成初期費用(初回のみ)+ 月額費用
月額記載なし(全プラン「お問い合わせください」)

**プランを上げても機能は増えません。**変わるのはIDの数とサポートの手厚さです。これは珍しい作りで、「上位プランにしないと欲しい機能が使えない」という悩みが起きません。

ページの見出しは「シンプルで透明性のある料金体系」ですが、金額自体は3プランとも問い合わせになっています。

並べるとこうなります

MiiTel Meetingsamptalk analysisaiLead
最低人数1IDから10ユーザー15名
契約期間単月から可年間契約記載なし
支払い記載なし12か月分を一括記載なし
初期費用0円〜あり(金額は非公開)あり(金額は非公開)
月額非公開非公開非公開
プランによる機能差記載なしあり(Basic/Pro)なし
連携先の公開「連携機能を詳しくみる」へ公式に明記SFA/CRM連携と記載
無料で試す導線あり記載なし30分の無料相談

※ すべて各社の公式サイト(2026年10月2日時点)によります。記載がなかった項目は「記載なし」としています。金額については、第三者のサイトに数字が出ていることがありますが、公式で確認できなかったものはこの記事には載せていません。

選び方の軸は3つです

軸1:いま何人で使うか

ここが最初の分かれ目です。

  • 1〜9人 … MiiTel Meetings。ほかの2つは人数の条件で入口に立てません
  • 10〜14人 … MiiTel Meetings/amptalk analysis
  • 15人以上 … 3つとも検討できます

営業が5人の会社が「10ユーザー分の年額を一括で」と言われると、そこで話が止まります。人数は、金額より先に効いてきます。

軸2:年払いを一括でできるか

amptalk analysisは、12か月分を一括で支払う形です。月々で払いたい会社には合いません。逆に、年度予算で確保できる会社なら問題になりません。

軸3:いま使っているツールとつながるか

amptalk analysisは公式に連携先が書かれているので、照合が早く済みます。SalesforceかHubSpotを使っていて、商談がZoomかTeamsかMeetなら、かなりの部分が当てはまります。

逆に、社内で作った独自のシステムを使っている場合は、3社とも対象外になりやすいです。市販のツールは、つなぐ相手をあらかじめ決めてあるためです。

「人数が足りない」「つなぐ相手がない」場合

上の3つの軸で全部外れる会社があります。たとえばこういう場合です。

  • 営業が数名しかいない
  • 社内で作ったシステムを使っていて、市販ツールの連携先に入っていない
  • 入力してほしい項目が、自社独特の言い方になっている

このときは、受託で作るという選択肢があります。人数の下限がなく、つなぐ相手も項目も自社に合わせられます。

当社で実際に作った例では、既存のSalesforceは解約せずに残したまま、その上に商談の音声から記録を作る仕組みを載せました。29名が毎日使っていて、商談の音声処理は179件、AIとの対話は1,579件です(2026年9月時点)。

ただし、向かない場合もはっきりしています。

  • 50名を超える規模で一度に全社展開したい … 導入支援やオンボーディングの体制は、市販の製品のほうが整っています
  • 通話の品質そのものを分析したい(話す速度、沈黙の長さ、話し手の比率など) … この領域は専用の製品が作り込んでいます
  • すぐ使い始めたい … 作るので、1〜2か月かかります

比べてから決めてください。人数が十分にあって、連携先も合っていて、通話の分析まで欲しいなら、市販のツールのほうが速くて確実です。

実際にどう動くかは、SFAを入れたのに入力されない場合の答えのページで、商談の音声から記録が埋まる画面をそのまま触れるようにしています。

よくある質問

Q. MiiTelの料金はいくらですか?

公式サイトに料金ページがなく、金額は公開されていません(2026年10月時点)。MiiTel Meetingsのページには「1ID/単月契約から契約可能」「初期費用0円〜」と書かれていますが、月額の金額は個別見積もりです。10ID以下を単月契約する場合は事務手数料が発生すると注記されています。第三者のサイトに金額が出ていることがありますが、改定されている可能性があるため、公式に問い合わせるのが確実です。

Q. MiiTelはSalesforceと連携できますか?

公式サイトに「様々なツールと連携可能」「連携機能を詳しくみる」という案内があり、連携できる構成が用意されています。具体的にどのオブジェクトにどう書き込めるかは、使い方によって変わるため、問い合わせて確認するのが確実です。なお、amptalk analysisはBasicプランの時点でSalesforceとHubSpotへの連携が公式に明記されており、ProプランではZoom入室時の質問をSalesforceへ自動転記する機能があります。

Q. MiiTelにAPIはありますか?

MiiTelには「MiiTel Incoming Webhook」というサービスがあり、公式のサービス一覧に載っています。自社のシステムへデータを渡したい場合は、どこまでできるかを事前に確認してください。市販ツールのAPIでは足りず、自社システムに深く組み込みたい場合は、受託で作るほうが融通が利きます。

Q. amptalkは何人から使えますか?

最低ライセンス数は10ユーザーです。月額費用は契約ユーザー数に応じて計算され(プラン料金×ユーザー数)、年間契約のため12か月分を一括で支払う形になります。すべて公式の料金ページに書かれています。

Q. aiLeadのプランは何が違いますか?

機能の差はありません。公式サイトに「プランによる機能差分はありません」と明記されており、違うのはID数・セキュリティ・サポート・コンサルティングの内容です。15名から利用できます。

Q. 無料の文字起こしツールでは足りませんか?

会議の内容を文字にするだけなら足ります。Microsoft TeamsやZoomにも文字起こしの機能があります。足りなくなるのは、その先を自動にしたいときです。文字起こしから営業の記録を作り、SFAに入れ、誰が確認したかを残す、という流れまで求めると、専用のツールか、作るかになります。まず無料の機能で文字起こしを試してみて、「読み返すのが面倒」と感じたら、そこが検討の始まりです。

Q. 商談を録音するのに、相手の同意は必要ですか?

実務としては取るべきです。録音すること自体が直ちに違法になるわけではありませんが、無断の録音が分かったときに失うものが大きすぎます。録音を始める前に一言断るか、ツール側で同意を確認するチェックを入れてから開始する運用にしてください。当社が作る場合も、録音の開始前に同意の確認を挟む作りにしています。

Q. 導入してどのくらいで効果が出ますか?

これは測り方を先に決めないと答えられません。「入力の時間が何時間減ったか」で測るなら、導入前に実際の入力時間を記録しておく必要があります。測らずに始めると、あとから効果を説明できなくなります。先に1〜2週間、いまの作業時間を実測しておくことをおすすめします。


この記事の内容は各社の公式サイト(2026年10月2日時点)をもとにしています。料金や条件は改定されることがあります。記載に誤りがありましたら、お問い合わせよりご連絡ください。確認のうえ訂正します。

掲載内容の訂正・追加のご連絡はこちらへ。事実に関わる修正は無償で対応します。

この記事を書いた人

佐藤 駿介

佐藤 駿介

Shunsuke Sato

代表 / Founder & Developer, 合同会社SAi

中小企業のAI・業務自動化を専門とする開発者。営業マンや下請けを介さず、ヒアリングから開発・運用まで一貫して直接対応。「月額1万円から始められる、本当に必要なAIだけ」をモットーに、フルスクラッチ開発を中小企業の手の届く価格で提供している。

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